日々の寝言~Daily Nonsense~

ミケランジェリ+チェリビダッケの「皇帝」

昔のカセットテープを整理していたら、
ミケランジェリとチェリビダッケの「皇帝」が見つかった。
オーケストラはパリ管弦楽団。

こんなものがあったとは!
すっかり忘れていた。

さっそくラジカセで聴いてみた。
ノイズはあるが、音はそれほど劣化していない。
さすがアナログ技術だ。

ミケランジェリは、硬質な音で
ダイナミックにバリバリと弾いている。
オーケストラも負けじと頑張っている。

ミケランジェリとチェリビダッケ、どちらも、
「正しい音を正しく響かせる」
ことを追求しているような人だから、
相性は良いのだろう。

まっとうで、ゆるぎがなくて、自信に満ちていて、
とても気持ちの良い演奏だった。
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