まさに悲喜こもごも、だったようだが、
次回以降のために教訓を
まとめておきたい。
0)皆既日食は、部分日食とは
全然違うもの、のようだ。
ダイヤモンドリングやコロナ
昼なのに世界が暗くなる異様な雰囲気
360度に現れる夕焼け
などは皆既日食ならではの現象だろう。
人生観を変える、癖になる、
などと言われるのもわかる気がする。
死ぬまでに、機会があれば見てみたいものだ。
観測方法については、
以下のような感じだ。
1)地上からの観測
これはまったく運次第。
今回は残念な人が多かった。
2)飛行機からの観測
確実だがつまらなそう。
観測時間が短い。
窓越しである。
全天が見えない。
ダイヤモンドリングやコロナは見えるが、
ガラス越しだし、なによりも
全天の雰囲気が味わえないのは痛そうだ。
3)船からの観測
晴れている海域に移動できる。
地上と同じように全天が見られる。
陸上に較べると非日常観は少し薄いのかもしれないが、
360度見られるというのは素晴らしそうだ。
というわけで、皆既日食を見るなら船だ!
というのが結論。
今回、硫黄島海域に出かけた
船からの観測ツアーの中では、
東海汽船の主催した
「おがさわら丸」による観測ツアーが
一番安かったと思う。
5泊6日で一番安いクラスが8万円!格安だ。
1月から2月にかけての募集で、
応募者多数の場合は抽選とあったので、
抽選になったのではないかと思う。
これに行けた人は、
その時点で既に運がよかった人、
ということだ・・・
これ以外では兵庫県立大学と日本旅行が企画した
「ふじ丸」による観測ツアーもあったようだ。
こちらも5泊6日で一番安いクラスが14万円。
これは5月頃の受付で、先着順。
これを選んだ人もラッキーだった。
この他にも、
> 世界一周クルーズ中の「飛鳥II」は
> 7月22日に小笠原諸島付近に着き、
> 日食の雄大なショーを満喫してから横浜に着き、
> 長旅を締めくくるという。
というのもあったようだが、
これは一番安いクラスでも400万円以上・・・
NHKの「船」は「ぱしふぃっくびぃなす」のようだ。
これは、読売旅行がチャーターしたもので、
日食ツアーは一年前くらいに売り出されて
一般発売前に完売だったらしい。
ただし、船ならなんでもいい、
というわけでもなくて、
トカラ列島付近に出かけていった船
(たとえば「にっぽん丸」)では、
やはり駄目だったようだ。
どの海域を狙うのか、
運任せの難しい選択か・・・
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