かなりの偶然による
ちょっと遺伝子が違ったり
ちょっと生まれる場所、時間が違うだけで
全然違う人生になるだろう
だから、他者とは
そうありえたかもしれない自分
なのだと思う
仏教の輪廻転生は、それを
すべての生きるものへ拡大する
すべての生きるものは
そうありえたかもしれない自分
なのだ、と
世界はとどまることなく変化し続けている
今、この瞬間にも
たくさんのものが生まれ
たくさんのものが死んでゆく
生まれてくるものが浴びる光と
死に行くものが見つめる闇とが
今という瞬間をかたどり
限りない模様をつくる
しかし、限りない変化が生み出すものは
すべて同じ法則に従っている
わたしたちは
すべて同じ法則に従って生まれて
そして死んでゆく
自然に、いつでも
心からそう感じられるとき
そこには、生きることの幸せと
生きることの悲しみとが
共にあるだろう
最新の画像もっと見る
最近の「生きるヒント」カテゴリーもっと見る
最近の記事
カテゴリー
バックナンバー
人気記事