すごい動画がお薦めされてきた。
ここまでぶっちゃけて話してもらえるのは
めちゃくちゃ面白い。めちゃめちゃ貴重。
井上さんの人間の魅力が溢れている。
「(指揮者の仕事は)自分の考えていることを、
音が出る前に、イメージとしてオーケストラに提示すること」
「拍子をとるのは本当はいらない」
「欠点をあげつらう方が楽。
じゃあどうしたら良いか、
のほうが常に難しい」
「一緒に未来を作ってゆく」
「誰かが独裁的に決めないとだめ。
だって音楽なんてどうやったっていいんだから」
「演奏会は人の命と同じ」
「「生まれて死ぬ」というのが音楽の一番いいところ」
「毎回生きてきて死ぬものだから」
「すべての音楽会(ジャズの即興はちょっと違うけど)は、
既に死んでいるものを生き返らせている」
「演奏して、お客さんが聴いて、初めて完成するのが音楽」
「(いい演奏だと、舞台の上に)雲の上の城ができる」
というのはとてもよくわかる。
ところで、井上道義さんが、
引退を宣言されていたというのは、
迂闊にも知らなかった。
次の動画では、そのことも含めて、
好きな作曲家について話されている。
【なぜ引退?】井上道義マエストロが語るモーツァルト・ハイドン・マーラー・ショスタコーヴィチ・ブルックナー、そして引退の理由
これまでの遍歴や、引退の理由を聞くだに、
井上道義さんのカッコよさ、
生き方の素敵さが際立つ。
若い頃は、かっこつけている感じもかなりあったが、
最後までそれを貫かれるのだ。
マーラーが岡本太郎、というのは笑った。
ハイドンはお友達の音楽で、
ショスタコーヴィチが嫌味な天才、
というのも納得できる。
井上さんはマーラーの人というイメージがあったので、
ブルックナーを引退される前にぜひ聴きたいなぁ、と思ったら、
7/29 のミューザ川崎での演奏会は
まだチケットがあるようだ!!
この動画自体も、チケットの販促のために
撮影されたという意味もあるらしい。
これは、都合をつけて行くしかないなぁ・・・
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