これまでの効果検証はなされているのか?
と思っていたら、緊急事態宣言やまん延防止の
効果の検証についての記事
があった。
元となっている情報は
国立感染症研究所が今年の6月に出した報告書。
記事では、感染研の鈴木所長自ら、
かなり詳しく丁寧に紹介されている。
・大阪は効果があったが、東京はあまり効果がない
・まん延防止 < 緊急事態宣言
記事にもあるとおり、宣言慣れや、
デルタ株、オリンピック、等の影響もあり、
今回も感染拡大抑止の効果は限定的になることが予想されている。
ワクチン接種が進んで、65歳以上の重症化は
大きく下がっているが、50代が増えているらしいので、
引き続き、警戒は必要のようだ。
感染研所長の言葉を引用しておく。
> この感染症は他の感染症とは違います。
> 医療・介護システムを破壊する感染症です。
> 感染者自身がつらい思いをしないようにすることも大事なのですが、
> 放っておくと社会が持ち堪えられなくなる感染症なのです。
> だから社会の全員で協力して、
> 患者数を減らさなくてはならない。
> ワクチンが行き渡れば違う風景が見えてきます。
> 今年後半には風景が変わってくるはずです。
> とにかくあと数ヶ月だけ、医療崩壊しないようになんとかしましょう。
> それだけをただ訴えたいです。
この記事を書いている
Naoko Iwanaga さんは、他にも
COVID-19 関連の記事を
たくさん出されていて、
国際医療センターの忽那先生や
京大の西浦先生にも遠隔でインタビューしている。
素晴らしい。
こういう記事が、どうして
大手の新聞のサイトには出ないのだろう?
出ているのかもしれないが、
少し検索しても見つけられなかった・・・
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