日々の寝言~Daily Nonsense~

少年老い易く・・・

若いときにどんな失敗をしてそこから何を学んだか
自分より優れた人にどれだけであって、
その人のやることをよく見て、そこからどれだけ学べたか、
が人生後半を決めるといっても過言ではない。

若いときには、失敗しないことよりも
どれだけ(致命的ではない)失敗をしてきたかが重要だし、
何がわかっているかよりも、
何がわかっていないかに意識を向けるべきだ。

人のアドバイスがすっと腑に落ちるのも
失敗して凹んでいるときだ。

若いときは成長力があり柔軟なのだから、
若いときから自分のやり方や考え方に固執しては、
せっかくの成長のチャンスを逃す可能性が高い。

いろいろな人のいろいろなやり方を
好奇心旺盛に観察し、そこからできるだけ多くを
学ぶべきだ。

学ぶということは
自分を変えるということでもある。

過度に自己防衛的になると、
傷つきにくくはなるが、
得られるものも少なくなる。

若いうちは多少傷ついても治癒力もあるのだから、
傷つくことよりも、何か新しいものを得るほうを
優先させるほうがよい。

歳をとるほど、責任も大きくなり、
試みに失敗することが許されなくなってゆくし、
自然に、柔軟性も失われて、
やり方を変えるのは難しくなってゆくのだから。
  • Xでシェアする
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

最新の画像もっと見る

最近の「生きるヒント」カテゴリーもっと見る

最近の記事
バックナンバー
人気記事