マイケル・ムーア監督のインタビューだった。
最新作は資本主義がテーマだという。
「資本主義は悪なのです」
と言い切っていた。
確かに、資本主義には問題も多い。
現在の最大の問題は、
余剰資金が多すぎることだろう。
多すぎるだけではなく、
あまりにも偏って存在している。
貨幣を使って、市場で交換をする
こと自体は素晴らしいアイデアだ。
しかし、実体経済を回して健全なレベルの
成長をするために必要な量以上の資金が
世の中に溢れているため、
それが投資先を求めてさまよい歩く。
そのたびに、どこかでバブルが起こり、
やがて崩壊する。
被害を受けるのはいつでも、
なけなしの資金で投資している人たちだ。
ここまで余剰資金が増えてしまったのは
なぜなのだろう?
それを正常な状態に近づける
ことはできないのだろうか?
世界的にはこれほど資金が
余っているというのに、
その一方で、日々の資金繰りに
苦しむ人たちも多い。
なので、日銀はまた
市場に資金を供給するという。
それを歓迎して株式市場は反騰・・・
なにかが狂っているとしか思えない。
そんなことを考えた。
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