羽生二冠-久保八段の順位戦
(羽生さんが1000勝を達成した将棋)
が取り上げられている。
超急戦の序盤から、例によって中盤で一瞬の隙を突いて
優位に立った羽生二冠がそのまま勝ち切ったのだが、
終盤で即詰みを逃した理由として、
自分のほうの好手が見えなかった、と言っていた。
将棋でもなんでもそうだが、
間違いには二種類ある。
何かをする間違いと、
何かをしない間違い。
将棋の場合、相手の好手が見えていないと、
行くべきでないところで行ってしまって、
ギャフンとなる。
一方、自分の好手が見えていないと、
行くべきところで慎重になってしまって、
チャンスを逃す。
前者のほうが致命的になりやすいが、
後者はジリ貧になりやすい。
人によって、どっちの間違いが多いか、
偏りがあると思う。
楽観的な人は前者の間違いをしやすく、
悲観的な人は後者をしやすいだろう。
棋士ごとに統計を取ってみたら
おもしろいかもしれない。
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