日々の寝言~Daily Nonsense~

聖地チベット展

上野の森美術館で
「聖地チベット展」を見た。

展示の規模のわりに1400円は高い、
とも思ったのだが、
展示品はなかなかの逸品揃いで、
かなり満足度は高かった。

ガーラチャクラ父母仏立像、
緑ターラーの立像、
十一面千手観音立像・・・

どれも素晴らしい。

よくこれだけのものを
外に出したものだ。

父母仏というのは、
男女合体像なのだが、
エロティックという感じはなかった。

ウェットなものではなく、
厳しい環境で育まれた
ある種の絶対的な力、
のようなものを感じる。

普段、チベットでは
着衣の状態で安置されているらしい。

そうした聖なる像たちを、
かぶりつきの状態で
すぐ間近で見られる。

一見の価値はあると思う。

来年の5月くらいまで
日本中を巡回する。

外貨を稼ぐ手段?
なのだろうか・・・
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