日々の寝言~Daily Nonsense~

Hans Rott : Symphonie en mi majeur (Orchestre philharmonique de Radio France / Constatin Trinks)

Hans Rott : Symphonie en mi majeur (Orchestre philharmonique de Radio France / Constatin Trinks)


知人から、ブルックナーの弟子で、
マーラーと同世代人だったオーストリアの作曲家
ハンス・ロットの交響曲が面白いから聴いてみたら?
と言われて、YouTube で探して聴いた。

言われたのは、もう1年以上前なのだが、
すっかり忘れていて、ふと思い出したものの、
作曲家の名前が思い出せず、
検索でもうまく出てこなかったのだが、
ChatGPT に「ブルックナーの弟子で交響曲を書いた人は?」
と質問をしたら、何人か挙げてくれた
中に入っていた。

ハンス・ロットとこの曲については
こちらのページがとても詳しい。

> マーラー+ブルックナー+ワーグナー ÷ 2
> のような作品

というのは、いい得て妙だが、
でも、どうして ÷3ではないのだろう?

なにせ第1番だし、
急いで作曲したということもあるのか、
ちょっと散漫な感じもするが、
冒頭が既にブルックナーっぽいし、
モチーフのつなぎ方や
全曲の終わり方もブルックナーっぽい。

緩徐楽章の第2楽章は
とても美しいと思う。

それにしても、ブラームスに批判されて
落ち込んで精神を病んで、
26歳で亡くなってしまった
というのは気の毒な話だ。

シューマンの精神疾患も
実は、ブラームスが原因だったのでは??
表では誉めているが、
裏では別のことを言っていたかもしれないし、
クララを巡るいざこざもありそうだし、
などと妄想を逞しくしてしまう・・・

作曲されたのは 1878-1880年だが、
ずっと忘れられていて、初演されたのは
1989年 というのもなかなかすごい。

知人が勧めてくれたときには、
もうちょっと何か別のエピソードがついていた
ような気がするのだが、忘れてしまった・・・

トライアングルが多用されている
ということだったかも?

ブルックナーとマーラーが好き
という別の知り合いがいるので、
今度会ったら、知っているかどうか
聞いてみたい。
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