方向性が見えているが、
イノベーション、すなわち、
社会を変えるような新しいことをするためには、
多数の参加者の意識軸をそろえる必要がある。
だから、イノベーションには
トップダウンマネジメントが必要になる。
しかし、日本の社会は
ここが決定的に弱いと思う。
村社会の名残りなのだろうが、
みんな仲良く、みんなの意見を取り入れて、
全体の空気で、になるので、
明確な方向性が打ち出せない。
マネジメントする人も人材不足で、
経験不足なので、打ち出す方向が
往々にして間違っている。
イノベーションは数打って当てるものでもあるので、
間違うのはしかたがないが、
再チャレンジができないので
失敗の経験が活かせない。
また、当たるためには、
ある程度の数を打つ必要があるが、
それがあまりにも少ない。
結局、日本でトップダウンマネジメントを強化する
というと、コストダウンと、
コンプライアンスの強化だけに終わってしまう
ことが多いような気がする。
結果として、現場の人は、
上の人を信用しないし、
嫌悪感を抱くことすら多い。
完全に悪循環。
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