英国が COVID-19 対策を解除する方向

NHK で、ウィンブルドンを
少し見たのだが、
観客席の様子にちょっと驚いた。

COVID-19 の流行前とほぼ変わらない満席状態で、
多くの人がマスク無しで応援している。

英国では、ワクチン接種は進んでいて、
１日あたりの新規感染者数は、
いまだに２万人を超えているのだが、
死者数が少ないので、
色々な規制が解除される方向に
進んでいるらしい。

経済の回復は重要だし、
自宅に籠ることの悪影響も大きいのは
理解できる。

日本でも、もはや、感染者数ではなく、
死者の数で対策を考えるべき、
という意見も根強くある。

その一方で、懸念されるのは
ウイルスの変異だ。

感染状態の人が多いということは、
ウイルスの変異も進みやすいということだと思うので、
ワクチンの効果が少なく、
致死率も高いタイプが出てくるかもしれない。

一般的には、変異によって
感染力は高まるが、致死率は下がる
と言われているが、あくまで確率的な話なので
安心していいものかどうか。

日本のオリンピック開催もそうだが、
世界規模の社会実験が
まだまだ続く。