「キルトの家」後篇

さすが山田太一さんだ。
一言ではまとめられない内容。

前篇は何だったのだろう・・・

小劇場風のセリフ回しが
ちょっと予定調和過ぎて？
むずむずするところもあったが、
楽しめた。

しかし、これはさすがに詰め込み過ぎだ。

コンパクトに凝縮して、余白をたくさん残して、
これはこれで良いのだが、
ぜひ、一人ひとりの過去まで含めて、
長編として作り直してほしい。

　＊　＊　＊

橋場さん（山崎努）がうらやましい。
鼻水垂らしている姿ですら
かっこよかった・・・

松坂慶子は役者としては大根だが、
相変わらず魔女的な魅力を発散していた。

三浦貴大は三浦友和‐百恵さん
の息子かぁ・・・

杏は渡辺謙の娘だし・・・

脇では、佐々木さんと北村さんが
いい味だった。