私の見方とかなり違っているのが
面白かった。
私は、この作品の世界は、ほとんど
自分たちの世界とつながっていて、
私たちもまた、主人公たちと同様に、
最終的には資本に仕える身なのだ、
とダイレクトに共感したのだが、
こちらのレビューの筆者は、
「共感できないところに感動する」と言う。
確かに、そういう面もあるのかもしれない。
映画を見直してみたい。
* * *
ところで、カズオ・イシグロさんの新作は
さっぱり発表されないなぁ、と思っていたら、
早川書房のページにこんな告知が・・・
> ノーベル文学賞受賞第一作! カズオ・イシグロ最新長篇
> 『クララとお日さま』2021年3月刊行!
うーん、すっかり見逃していた。
なんということだ。
amazon のサイトでは、英語版
が既に予約できる状態で、日付も 2021/3/2 と指定されている。
英語版と翻訳版が世界同時発売というのもすごい。
さらに、映画化も決定!だそうだ。
うーん・・・
本人(と翻訳者)にはすごいプレッシャーだろうなぁ、
などと全く余計な心配をしてしまうが、
2021/3/2 を楽しみに待ちたい。
また生きる楽しみが少しだけ増えた。
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