前回読んだのはもう20年以上前だろうか。
キリスト教、ヨーロッパ的理性、ロシア的精神、
の三つ巴が織り成す重厚で大きな世界。
描かれている事件そのものは、
スケールが大きいわけではないのだが、
その周辺に展開される物語はとても大きくて深い。
しかし、今回読み直してみて、
ほとんど内容を覚えていないのに驚いた。
前回読んだときは、これが、
本来の構想の前半に過ぎない、という事実を知って
愕然としたことしか憶えていなかった。
また10年後くらいに読み直してみたい。
と書いたら、今日の新聞に、
新訳完結、という広告が載っていて驚いた。
ふーむ・・・
新訳が文庫になったら読んでみたい。
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