日々の寝言~Daily Nonsense~

OpenAI の ChatGPT(GPT-4)と Google の Bard の比較

Google I/O の動画に触発されて、
これまであまり良い評判を聞かなかったので
試していなかった、Google の
対話 AI の Bard を触ってみた。

ChatGPT Plus の GPT-4 と較べると、
第一印象は、ぶっきらぼうな感じ。

GPT-4 ベースの ChatGPT が
腰が低く、説明がくどいくらいに丁寧
なのに対して、Bard はシンプルに
答えだけを出してくるという感じが強い。

Google I/O のキーノートでは、
論理的推論や数学の能力が
強調されていたが、
証明問題などは、GPT-4 よりも
少し劣っている感じもした。

また、日本についての知識は、
GPT-4 になってかなり強化されているので、
それと較べるとまだ少な目な印象。

とはいえ、鶴亀算の方程式は、
GPT-4 が間違うのに、
Bard が正解する、など
一該にどちらが賢いとは言えない感じだ。

ちなみに、Google の入社問題、として知られている、
卵を2つ使って、卵が割れる階を見つける問題
を両者に解かせてみたが、どちらも1度では
正解できなかった。

しかし、GPT-4 は、最初に、上の note の記事と同じく、
1つ目の卵を10階ごとに落とす、19回という答えを出してきたので、
「もっと少ない回数で見つけられる」と指摘すると、
2回目には、正解を答えたのに対して、
Bard のほうは、最初の答えが 33回とかなり間違っていて、
その後何度かやりとりしても、正解できなかった。

Google の入社問題というのは
やはり嘘だったのだろうか?
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