空より他に何も無し
スカイ・クロラシリーズの第2巻にして、
物語の時間順では最初に位置する作品。
ハードカバーの装丁がきれい。
初期のクサナギ氏の物語。
amazonの書評に、短い行が多くて損した、
みたいなものがあったが、たしかに、
戦闘シーンはリズム重視で改行されている。
それ以外にも、詩のように改行
されている部分がある。
それはともかく、好みがはっきり分かれる
作品だろうとは思う。
全編に満ちている虚無感と孤独感、
そこに共感できるかどうか。
私は、大変に気に入った。
他の小説では味わったことのない何かがある。
スカイ・クロラから読むか、
ナ・バ・テアから読むかは微妙だ。
どちらもそれぞれの味わいがありそう。
さて、次は、ダウン・ツ・ヘヴンだ。
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