
「どうぶつしょうぎ」について書こうと思う。
日本女子プロ将棋協会(LPSA)発案の
「どうぶつしょうぎ」がヒットしている

この「どうぶつしょうぎ」、現状は、なんと驚くことに、
LPSA女流棋士の方々の手作りだという

買うほうとしては、良心的な人たちが作った
安く、良質のものが手に入るわけで、
たいへんありがたいが、その一方で、
肝心の将棋の勉強や普及をする時間が減ってしまっては、
本末転倒ではないのか?という心配もある。
結果論でしかないが、かなり話題になって、
オンラインショップで売り出すことに決めた時点で、
最初から、大メーカーとは言わないが、
どこかの木のおもちゃの製作所などと組んで
商品化するほうがよかったのではないだろうか?
それだと値段はもう少し高くなってしまったかもしれないが、
それでも買う人はいたと思うし、
後で素材を変えたりして廉価版を出すのは易しい。
それこそ、大メーカーが興味を示してきたら、
そこに、素材をプラスティックとかにした
廉価版を出させればよいのだ。
ロイヤルティだけしっかりもらえば、
かなり財政の足しになるだろう。
しかし、いったん出血大サービス値段で出してしまうと、
それを値上げするのは難しい。
いいアイデアやボランティア精神だけで、
事業を持続させるのは難しい。
せっかくの宝で苦しむことにならないように、
事業がうまく展開することを祈っている。