”知財コミュニケーション研究所 知財コミュニケーター”® 知財活用コンサルタント・セミナー講師:新井信昭のブログ 

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工業デザイン

2012-06-15 10:25:42 | 弁理士という職業
おはようございます。知財経営プロデューサーの新井信昭です。

工業デザインについて、もっと気を使うべきだし、気を使うだけのメリットがある、ということです。

デザインだからといって、ゴテゴテ飾ろうというのではありません。

ホンダ創設者の本田宗一郎氏は、次のように言っていました。

『飾りによってデザインの効果を現そうとする考え方は邪道だということだ。実用品自体が飾りでありデザインであるということでなくてはならない』

一方、アップルのスティーブ・ジョブズ氏は、次のように述べていました。

『 デザインはどう見えるかだと勘違いしている人が多くいる。しかし深く掘り下げると、どう見えるかではなく、どう機能するかであることに気づくだろう』

両者の言葉に大きな違いはありません。要は、「機能美」のことを言っている、と私は解釈しています。

いらないところを削いでいくと、結局、この形になり、これが美しい。

もう一つ。

ジョブズ氏が言う前に、本田宗一郎氏が同じことを言っていたことに着目してください。

私たち日本人の先輩は、ポイントをちゃんと見抜いていたのです。

このことを知り、私たち日本人は自信を持つべきだと思います。

今日もお読みいただき有難うございました。

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