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『審査請求費用』25%の引き下げ
おはようございます。知財経営プロデューサーの新井信昭です。
特許出願の審査請求料が高額過ぎる、ということを私はこのブログで何度となく書いてきました。
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この度、政府特許庁は、特許審査料(出願審査請求料)を25%引き下げる方針のようです(日経新聞2011年1月4日)。
実現すれば、今年の夏にも改定される、と記事は伝えています。
現行で、仮に20万円だった審査請求料が、この引き下げで15万円に。
審査請求料が高額すぎて出願を控えるケースがたくさんあることから、これを引き下げることは歓迎すべきことではありましょう。
しかし、25%は充分な引き下げだとは私は思いません。
少なくとも、現行の半分以下、10万円程度まで引き下げるべきです。
そうしませんと、企業は特許出願に対する意欲を失います。
アメリカでは中小企業や個人の出願に対しては、無条件で費用を半額にしています。
市場の大きさを考えると、日本に出願するより米国に出願する方が有利と考える内外企業が増えつつあります。
事実、日本の特許出願数は米国のそれに抜かれました。
小出しの政策では、開発意欲やそがれ、日本市場が置いていかれてしまいます。
皆さんは、どのようにお考えでしょうか?
今日もお読みいただき有難うございます。
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