”知財コミュニケーション研究所 知財コミュニケーター”® 知財活用コンサルタント・セミナー講師:新井信昭のブログ 

「社長! その特許出願ちょっと待った!」。「見せない 出さない 話さない」と「身の丈に合った知財戦略」で企業を元気に!

『下町ロケット』 特許用語解説(1)

2015-11-09 11:35:59 | 事業戦略と知的財産マネジメント
おはようございます。知財コミュニケーターの新井信昭です。


昨日放映された『下町ロケット』の第4話はいかがでしたか?


前回の第3話の視聴率が18.6%はすごい!

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原作本(2010年11月29日)に出て来る特許用語について少しづつ説明します。


原作本P21引用


「銀行が心配するのは、


巨額の開発費を投じた特許がいわゆる”死蔵特許”になりはしないかということだと思います。


そこをなんとか説明できればいいのですが」


引用以上


死蔵特許は休眠特許などとも言われます。


つまり、使われていない特許です。


現状で、100万件ほどの特許が存続しているようですが、


その7割が使われていない、といわれています。


特許権は「財産」だとよく言われます。


その通りですが、


使われない不良在庫が7割もある、と考えると、


「このままではいけない」ですね。


休眠特許を活用しようという動きが、昔からあります。


うまくいった話はほとんど聞いたことがありません。


やはり、「不良在庫は出さない」という見切りが必要です。


今日もお読みいただき、有難うございました。


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