木彫りの鳥の独り言

ちょい悪爺の懺悔録

桜満開

2019年04月07日 | 日記
"白蓮の花に露せり朝まだき"

前回の記事でフライングしてしまいました、新元号「令和」のスタートは5月1日からでしたね
読まれた方は1ヶ月の前倒しはないぞ、オイオイと突っ込まれた事でしょうな、いやはやお粗末さま。

当地の桜も今日あたり満開です、それにしても「桜花追われし如く咲いて散り」という事で
この先、季節はぐんと進み又一抹の喪失感を味わう事になるんでしょうね。

さて、半藤一利著 「なぜ必敗の戦争を始めたのか」~陸軍エリート将校反省会議 <文春新書>
という本を過日、新聞の書評で知り買い求めました、その感想です。
アメリカの国力を精査して正しい報告をした人は前線に飛ばされ、自国の国力統計には粉飾した数字で
取り繕う、参謀本部は仲のいいお友達だけで国を指導する、挙句は結論を先送りして益々の状況悪化
ひたすらヒトラーのドイツ頼みの他力本願、、、なんだか最近の世情と似ているような気もします。
大して進歩しとりませんな。

この極東の島国はどこまでいっても極東すなわち東の果ての国なんですね、近代までは、国境を接してせめぎあう
事もなく、異民族との戦いもなく、まして異文化との抗争なども経験せずにやってこれた稀有な国です
欲を張らず勤勉に猥雑だけど清潔、そんな東の果てのいっぷう変わった小さな国として新しい「令和」の時代が
続いてほしいと思います、というところで本日は統一地方選挙前半戦の投票日ですがどうも投票意欲がわきません
地方議会でこのメンツ、いかんなと重々わかっとるんですが今回は棄権であります。

"閻魔堂閻魔に供えし苺あり"

コメントを投稿