木彫りの鳥の独り言

ちょい悪爺の懺悔録

ミツバツツジ

2021年04月12日 | 独善偏見音楽鑑賞記
"様々に思い巡りてさくらかな"

 皆さん、いかがお過ごしでしょうか。
この所の、自粛の2文字がうっとうしくてたまらんわと思うのは私だけじゃないでしょうな、
まあワクチン接種に淡い期待をもって過ごしましょう、、、
とはいえ春です、コロナなど知ったことかとウグイスが鳴いています。
入学式、入社式、新しいスタートの季節ですね、我々も遙か昔にそんな事がありました
我が家も下の孫が九州大学に入学、このご時世でお祝いも手渡しできずだんだんと
離れていく感じが強くなる一方、春はこんな別れの季節でもありますね。

今年は日課となったハードウォーキングのおかげで桜をたっぷりと楽しませてもらいました
ソメイヨシノ、しだれ桜、八重桜、、、"つぼみよし散りてもよしの桜かな" です。
中でも山に群生するソメイヨシノの白っぽい花の傍らにひときわ鮮やかなピンクの花の桜
いいですね、実は今までずっと自分の中でこれは山桜と思っていたのですが図鑑を見たところ
「ミツバツツジ」との事、あでやかに華やかに桜が舞い散ったあと、少々色がくすんできても
つつましく大切に花びらを付けています、いいですね、こんな風に生きていきたいもんです。
この花の花言葉は「抑制のきいた生活」、もって瞑すべしですな。

音楽の話ですが、ボフスラフ・マルティヌー(1890~1959)と言うチェコ出身の作曲家の
交響曲全集(Martinu: The Symphonies_Radio-Symphonieorchester Wien)を 聴きました、
初めて聴く曲ばかりですが、何かしら郷愁を感じさせるメロディーでもっと聴き込んで
いきたいと思わせられました、私見ですが東欧の音楽(クレズマーの音楽要素を含んだもの)
は我々日本人の音楽の感性に相性がいいのかなと思います、聴く機会があれば是非おすすめです。
また皆さんとお会いしたいものです、ではこの辺で。

"光陰は矢我シャボン玉東風吹くな"