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この日のお昼ご飯は寄居。お店裏手直ぐを走る八高線、寄居駅のそば
北関東、新潟地方などで愛される「タレカツ」の老舗 「洋食 つばき」さんにて。
なんともレトロな外観のお店。看板の文字は色あせていますが「洋食」カテゴリーなんですね。
「タレカツ」のイメージが 和食だったのですが、、昔はカツと言えば洋食か。。
お店はご家族で切り盛りでしょうか?最もご年配のお母さんが全てを調理。
周りが調味料を用意したり、注文を間違えないようフォローしたりといった布陣。
店内は半分以上がカウンター席、超ライブカンター席で具材を50cm位の目の前で調理されています。
後は小上がりの座敷がいくつか。
手書きのメニューを確認すると
名物「タレカツ」と(カツ)カレー、オムライス、ナポリタンってあたりが「洋食」たる所以かな。
(寄居あるあるで、タレカツ中心にメニューを絞ってきたらこうなったかんじかなぁ)
焼肉系と本日の目玉(揚げ物中心)もあって、まあ いわゆる定食屋さん使いができるんですね。
洋食メニューも気になりますが、、 初見なので定番のタレカツ系を。。
そもそも、、タレカツ丼ってなんでしょうか。
私のイメージでは 普通のカツ丼が玉子で閉じてあるのに対して
タレカツは揚げたカツを醤油タレにくぐらせて、そのままどんぶり飯の上に載せたもの。。
秩父地方の名物で寄居もその一派。。。 位の認識。
googleで調べてみると 最初に出てくるのは 新潟のソウルフード。(そうなんだ)
https://masachan.co.jp/history/index.html
この辺の記載によると昭和初期新潟の洋食として生まれたとか
さてさて、そんな訳で「つばき」さんのタレカツです。
今回は生姜焼きがとタレカツ半々の相盛丼をお願いしました。
お味噌汁が器の半分以下なのですが、そもそも器が大きいので量的には普通です。
まずは、生姜焼きを。。。程よい厚みのロース肉に生姜がガッツリ効いたインパクトのあるお味。
ご飯がすすむなぁ、、、あ、お米も美味しかった記憶です。
タレカツって一口カツ(かもう少しだけ大きい)サイズのカツがいくつか載っているイメージなのですが
こちらのは1枚が大きい。ちょっとした小ぶりのとんかつ定食並です。
因みに、他のお客さんが頼んでいたオムライスは
白身も使った白っぽい仕上がりで最後にタオルでキュキュッと形を整えて供されていました。
(うまそー)
すぐ裏の八高線は距離にして10mも無いのでは、、と言う場所なのですが
そもそも、本数が少ない、、そして ガタンガタンと5秒くらいで通り過ぎてしまう(4両編成)
といい感じのBGMになっていて。。
お料理、お店の空間、お母さん、、すべてが昭和のを残している貴重な空間。
大切にしていただきたいですね。
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洋食 つばき