Antip@sto BLOG

埼玉県 深谷市、熊谷市周辺だけでも1400軒以上のグルメ情報を日々更新。

今井屋(寄居町)<100年以上続く老舗のタレカツ>

2022年09月12日 20時34分24秒 | 食べ歩き 埼玉

この日のお昼ご飯は、寄居町にて。
自宅からは車で20分くらいなので まあまあ近場で。。
旧伊勢屋さん(と言っても存じ上げませんが、、※)を改装した 
泊まれるオーガニックレストラン(Mujaqui 無邪気)さんのランチが頂ければ、と車を走らせました。

  ※和菓子屋さんで 今でも場所を移して営業されている模様。 こちらは旧店舗との事。

お店とお料理の雰囲気が良さそうで、開店間もないという事から、予約必至と思われたのですが
無邪気さんのHPを見ると、この記事記載時点ではメールかDMのみでの受付という事で
(当日予約が無理なため)予約はあきらめて兎に角行ってみることに。

果たして! → 本日満席 の看板が。。

という事でこちらでのお食事はあきらめ。
いずれ計画的にお休みが取れそうなときに予約して伺いたいと思います。

さて、満席に関しては想定の範囲内でしたので、もともと車も寄居駅近くに停めていて
ぶらぶらと歩いて、お昼ご飯のお店を散策。
#駅付近にめぼしいお店は何件かあるので この辺でドコカ、、と歩いていると

甘いアブラの香り漂う トタン屋根の昭和レトロな建物が、、
建物とは対照的な新し目の真っ白な暖簾にはシンプルに「食堂」の文字が。


お店の屋号は。。「今井屋」さん。
聞いたことのある名前です。「タレカツ」屋さんだったかな。。。

お店の前で写真を撮っている数名のグループもいて、
「有名店で込んでいて以前あきらめたような。。。」とつぶやきながら
入り口を覗いてみると、ひと席開いている模様。

(ちなみに 記憶は 秩父の たれカツ屋さんとの記憶間違えでした)

入ってすぐの空間には4人テーブルが3つ。
奥にもスペースがあるようです。(座敷でこちらより広い模様)

入り口側が引き戸で開口が多く明るいのに
天井高が低めのため奥に行くほど落ち着いたトーンになる店内
「寿司」湯のみにギュウギュウに入れられた割りばしに毎朝の仕事ぶりを想像させられます。

厳選メニューたち。
ほとんどの人は(と言うか私が滞在した間は全員)
やはり「かつ丼」(たれカツ)を注文していますね。
(ちなみにウーロン茶(麦茶かな?)は無料でついてきます)

電話予約してお持ち帰りで購入に来る人もぽつぽつとやってきていました。

注文を受けてからカツを揚げるのでしょう
(と言っても、途切れることなく注文入っていますので、揚げ続けてる感じかな)
待つことしばし、、

少し後に入店された、お隣のテーブルのご夫婦の分と同時に
3つの丼がお盆に乗せられて運ばれてきました。

それほど大きくない、ぴかぴかの丼がテーブルに置かれると
落ち着いたトーンの店内も相まって、漆黒のテーブルに光が差したようで。。。

カツをチラ見せする蓋の閉じ方や
頂きに置かれた漬物の緑のコントラストも完璧。

蓋を開け、立ち上る湯気がまた、神々しい。。。

カツは1,2cmの厚さのお肉で、2枚重ねで揚げているのかな。
脂身少な目の豚肉はとても柔らかい。

いわゆるタレは あっさりした甘口で、やさしいお味。
丼にぴったりのちょっとだけ固めのご飯にもしみていますが
しみしみではなく、ほどほどのシミ具合。

付け合わせの漬物も浅漬けですべてが絶妙のバランス。

私は、カツ丼と言えば 断然玉子閉じ派なので たれカツ、ソースカツ丼は
ほとんど頂いたことが無かったのですが、こんな上品なお味とは知りませんでした。
(30年くらい前に 桐生で頂いたキリだったかも、、あ、、秩父でわらじカツ丼たべたか。。)

玉ねぎも、三つ葉もなく、ご飯の上に たれに潜らせたカツを乗せるだけのシンプルな一品。
取扱メニューも厳選されていて、、仕入れから何から何もかもが合理的なはずで、、

そして、シンプルだからこそ時代が変わっても変わらず人気を博している
ものすごいビジネスだなぁ、、などと思いながら
笑顔でお会計をすませました。

=========================
今井屋
https://tabelog.com/saitama/A1105/A110605/11016102/

https://100shoku.jp/diner/saitama-imaiya
 ↑ こちらに 詳しいお店紹介の記事がありました。

 

 

 

 



最新の画像もっと見る

コメントを投稿

ブログ作成者から承認されるまでコメントは反映されません。