Webで情報を仕入れて向かった先は熊谷から行田方向に国道17号を進み125号に分岐したあたり17号と125号の中間ぐらいにあるイタリア料理の”SCACCOMATTO スカッコマット”さんです。
チェックメイトを意味するお店の名前はシェフの修業先だった ボローニャの同名のトラットリアから名前分けをしてもらったとの事。
お店のHPから受ける印象より小さい店内はモダンなインテリアで統一されています。(やっぱりチェスをイメージしたモノトーンとスクエアデザインなのでしょうか?)
開店直後の入店だったのでお客は私だけ、禁煙席は4テーブルのみの部屋になっているようで完全禁煙。席の間隔も広くて快適でした。
他の10席以上は喫煙だとすると比率がずいぶん偏っていますね。。
ガス入りのお水も サンペレグリノ とベタながら置いてありました。(750円)
ランチもディナーも基本はコース。パスタ、メイン共に4、5品から選びます。
当日のメニューは以下。
パスタ
・パンチェッタとキノコ
・飯蛸のラグー
・リゾット、鶏肉と色とりどり野菜、パルミジャーノ仕上げ
・イカ墨を練り込んだスパゲッティ、イカと菜の花(+200円)
・自家製カバテッリ、あぐー豚のサルチッチャ(+300円)
メイン
・鶏肉(国産)とキノコのゴルゴンゾーラクリーム煮
・牛肩ロース(ザブトン)アメリカ産のグリル(+300円)
・タラとジャガイモのオーブン焼、カブのピューレ
・本日のお魚のソテー、アンチョビバターソース
前菜5品、白身魚のグリル、カポナータ、鮪のローストサラダ仕立て、鶏のパテ、ジャガイモの焼きプロシュート添え とオーソドックスな内容。
色々な意味でオーソドックスなお味。
サラダ、正にグリーンサラダ。 それは別に良いのですが 前菜で鮪の上に載っていた物と同じで、、連続で同じ物を食べさせられるとちょっとどうかな、、、と思ってしまいました。この時点で期待値は 結構低めになっていたのですが。。
パスタで一気に形勢逆転。「自家製カバテッリ、アグー豚のサルチッチャ」
見た目通り、期待通りの一品で美味しい。
地元では貴重な まともなパスタです。
「カバッテッリ」は 小さく刻んだパスタを指先やナイフなどでくるんと手前に引いて作るんだそうで(シチリアのお店で時々見かけますね)豚のラグーは正に定番中の定番ですね。「サルチッチャ」ってソーセージと言う意味でしたっけ。一度ソーセージにした物を砕いていると言うことなんでしょうね。
トマトの軽いソースとアグー豚の旨味がガッツリ頂けました。
メインは キンキのソテーアンチョビバターソース。
小振りながらふっくらトロっとしたキンキを アンチョビで程良い塩加減に仕立てたバターソースでソテーし、菜の花の苦みとスナップエンドウの甘みをアクセントにセンス良く仕上げられています。こちらも満足。
デザートはイタリアンプリン、マンゴーのソルベ、焼きリンゴのバニラ添え
デザートは普通でしたね(^^)
コーヒー、エスプレッソが美味しいのもポイント高いです。
ランチで3350円とそこそこリーズナブル。
地元では 久々にまた食べに行こうと思えるお店でした。