今年の4月に熊谷にOpenしたばかりのイタリア料理屋さんが連日賑わっていると聞きつけ、なんでも地元出身のシェフが地元の食材や、生産者の確かな素材にこだわりを持ったお店だとか、、
さいたま博通り TSUTAYA付近、LOHASのリフォームショップの隣にある Artigiano さんです。
休日は予約が必至と考え、平日のお昼LO間際の2回転目を狙って行って見たのですが「本日は予約で一杯」の看板が、、その日は近所の某雑誌がゆっくり読める食堂で食べて、、
気を取り直して夜に翌日のお昼の予約を取って向かいました。
やはり平日、12時の訪問時にすでに「本日は予約で、、、」の看板が。
ご夫婦で切り盛りしていらっしゃるという事でお店のキャパ自体が4席程度と競争率が高いのかもしれませんが、とにかく予約必至です。
一人予約でも4人席でゆったり。ガス入りのお水を頼んでメニューを眺めます。
コップ型のグラスでガス入りのお水を頂いたのは初めてですが、薄いガラスで仕上げられていて口ざわりも、見た目も◎。
リーデルの脚無しのは良くありますが、これはモダンでカッコイイ。欲しい!
お店は、リストランテ程かしこまってはいなくて、でも木製無垢のテーブルなどそこかしこにこだわりが感じられる気持ちの良い空間です。
ランチはコースのみで、値段は見忘れましたが、パスタのコース、メインが付くコース、もうちょっと色々付くコースの3種類。
(当然?)色々付くコースにしました。
一口アミューズはソラマメとパルミジャーノチーズ。旬の物をシンプルに。
ソラマメはパスタメニューからの流用かな(笑)
アンチパストは豚薄切り肉色々、サラミ、プロシュート、パテと1人前とは思えないポーション!しっかりとした塩加減でワインが欲しい。。。
フェンネル、オリーブを巻き込んで頂きます。
パスタはカラスミとブロッコリーのフェットチーネアーリオオーリオ風。
それぞれの素材が調和して旨みに繋がっているなかなかの一品。
このレベルまで来てるともう一工夫、ちょっとはみ出しながらも他の素材を引き立てる様な仕掛けも期待してしまいます。
メインは豚。単なるグリルかと思っていたら、一度煮込んで仕上げをカリカリに焼いた物。
スプーンでホロっとほぐれてしまう柔らかさ。
端っこを食べているともう少し脂のサシが欲しいな、、なんて思っていたら
(当然)脂たっぷりの部位も。 とにかくガツンと頂きました。
付け合せの野菜も味のしっかりした物でこだわりを感じます。
口休めに苦味の強い野菜が紛れ込んでいたりするとうなってしまうのですが(プチトマトがその役目なのでしょうが)
デザートは自家製杏のジャムを使用した大人仕上げ。
全てが地元では間違いなくTOPレベル。(というか他にちゃんとしたところはもう1軒くらいしか知らないのですが、、)
席の間隔もゆったりしているので娘と一緒、家族での利用もシチュエーション的に○だと思いましたが、メニューが娘には難しいかな(笑)
お昼の限られた予算で素材を抑えた構成で良くまとまっていると思います。
夜のアラカルトも食べてみたい。。。
ご馳走様でした。
お店の住所などはお店のBLOGで、、
http://artigiano9.exblog.jp/13338390/
写真はGRD-Ⅱ