Daikon石造物巡りの旅

狛犬、石造物 主に丹波の佐吉の石造物をご紹介して行きます。

宇陀市「伊太祁曽神社」の狛犬

2020-09-25 10:30:09 | 日記
皆様こんにちは 

「伊太祁曽神社」の狛犬です。  









正面を向いて、胸を張った姿は
個性的で珍しい狛犬です。
更に、こちらの狛犬は どちらも口を開けていて
左右ほとんど変わりありません 
首輪のような装飾も掘られていて、非常に特徴的です。

「東大寺」にも良くにた狛犬がいるようですので
後日、確認してきます。

(所在地)
奈良県宇陀市大宇陀春日59




桜井市「粟原寺跡役行者像」「天満神社狛犬」

2020-09-21 10:15:48 | 日記
皆様こんにちは 

「粟原寺跡」「天満神社」の石造物です 
たまたま立ち寄ったので
それぞれ制作年月は不明です
後日確認し、追記します。


        「粟原寺跡 役行者」
          「大峯山上」



       「天満神社 狛犬 鳥居脇」



        「天満神社 狛犬 拝殿脇」

          「征露記念」

粟原寺跡は天満神社に隣接しております。
役行者像他、塔の基礎 十三重石塔などがございます
同市談山神社の「粟原寺三重塔伏鉢」に
寺の由緒が刻まれているようです。

(所在地)
「粟原寺跡」奈良県桜井市大字粟原
「天満神社」同上


桜井市「高龗神社」力士に担がれた狛犬

2020-09-21 09:42:08 | 日記
皆様こんにちは 

昨日出会った「高靇神社」の狛犬です。
「文久一年二月吉日」












こちらの狛犬は、なんと力士に担がれていました
頭にもねじりハチマキのようなしめ縄が 
なんとも可愛らしく個性的な狛犬です。 
台座の彫りも美しく、こちらにも注目です。

同市「十二柱神社」にも、力士に担がれた狛犬がいるらしく
同じ作者でしょうか?

奈良県桜井市は、相撲発祥の地と言われているので
何か関係があるのかもしれません。

 (高靇神社所在地)
奈良県桜井市大字萱森762

宇陀地域の佐吉石造物④「平井大師山石仏群」

2020-09-17 14:22:00 | 日記
皆様こんにちは 
今回は「平井大師山」の石仏群をご紹介します。

「平井大師山石仏群」とは
丹波佐吉と弟子達によって造られた
奈良県宇陀市菟田野平井にある
四国八十八箇所の写し霊場です。

平井大師山には 
佐吉と弟子達による石仏が約100体残されています。

平井大師山石仏群へは
「宇陀地域の佐吉石造物①」で紹介しました
「平井八王子神社」のすぐ近くで
同記事で紹介しました、平井道標は 
こちらの道標を兼ねています。 

           (平井道標)    
       (奉 四国八十八箇所霊場)

県道218号線沿いに大きな看板がありますので
すぐ分かると思います。

まず、大師山入り口で 
佐吉の永世燈が、出迎えてくれます。





         (安政二年二月旦)

「宇陀地域の石造物①」の六柱神社永世燈
「宇陀地域の石造物②」の宇太水分神社永世燈
と同じ字体、同じ特徴です。

弟子達の石仏を含め、大師山全ての石仏、石造物を撮りましたが 
数が多い為、佐吉作だと言われてるもののみご紹介致します。


佐吉作だと言われている石仏、石造物は
「大師山入り口永世燈」
「大師山入り口地蔵立像」(佐吉の名あり)
「第一番釈迦如来」 
「第三番釈迦如来」
「第十八番薬師如来」
「第十九番延命地蔵菩薩」(佐吉の名あり)
「第二十七番十一面観世音」
「第三十二番十一面観世音」
「第三十八番千手観音」
「第三十九番薬師如来」
「第四十二番大日如来」
「第四十三番千手観音」 
「第四十五番不動明王」(佐吉の名あり)
「第五十三番阿弥陀仏」
「第八十八番薬師如来」
「番外五重塔」 
「番外女人石造」(佐吉の名あり)

          (地蔵立像)   
       (佐吉の名あり 未確認)

           (大師像)
        (第一番 釈迦如来) 
          
        (第三番 釈迦如来)

       (第十八番 薬師如来)

       (第十九番 延命地蔵菩薩)



          (佐吉の名)

      (第二十七番 十一面観世音)

      (第三十二番 十一面観世音)

        (第三十八番 千手観音)

       (第三十九番 薬師如来)

        (第四十二番 大日如来)

       (第四十三番 千手観音)

       (四十五番 岩谷山石柱)

       (第四十五番 不動明王)





         (照信作 花押)

        (第五十三番 阿弥陀仏)

       (第八十八番 薬師如来)

         (番外 五重塔)

        (番外 女人石仏)
       (佐吉の名あり 未確認) 

以上が佐吉の作だと言われている石仏、石造物です。

平井大師山には、大きさは違いますが 
同型の大師像が16体御座います。
こちらも全て、佐吉作だと言われています。








基本は同じですが
少しずつ違います
そこを楽しみながらご覧ください。
 
大師山は、ゆっくり回って一時間ほどかかります。 
また、足元が悪いですので、歩きやすい靴、汚れてもいい服装で行ってみて下さい

佐吉の石仏は勿論、お弟子さん達の石仏も
大変素晴らしいので、ゆっくりご覧になってください。

(所在地)  
奈良県宇陀市菟田野平井



宇陀地域の佐吉石造物③「徳源寺」「岩室道標」

2020-09-16 10:31:28 | 日記
皆様こんにちは 
今回は「徳源寺」の布袋像と「岩室道標」を紹介致します。

まずは徳源寺の布袋像から

徳源寺へは、「道の駅宇陀路大宇陀」さんより
国道166号線を、榛原方面へ 
お弁当屋さんのある交差点を左折
すぐに「織田公墓所 徳源寺」と書かれた看板が出てきますので右方向左手に御座います。 
付近に駐車場は御座いませんので
大宇陀健民グラウンドに停めていただいて
徒歩5分ほどです。










         (作師照信 花押)

         (布袋像の説明書)

        (彫りかけの布袋像)

徳源寺さんの階段を上りきって、左側に御座います。
隣には何故か彫りかけの布袋像も
失敗したのか、気に入らなかったのか
いずれにせよ、彫りかけは中々見れないので珍しいです。

徳源寺さんには他にも変わった石仏が御座います。

           (六地蔵)
この並び方は中々見ないので珍しいです。


           

          (不動明王像)


織田松山藩主四代の五輪塔も御座います。



次に岩室道標への行き方です。

岩室道標へは 
健民グラウンドより、国道166号線へ戻り左折 
奈良県畜産技術センターの看板を目印に右折 
突き当たりを右折後すぐの分岐を右へ
すぐの所、自動車整備工場前のY字路に御座います。
 

     (右 はせ 者い原 左 み王 さ久らい)



      (嘉永五壬子年 十月上旬建之)

彫りが深く、他の佐吉道標と同じ字体
年代から、佐吉の作で、ほぼ間違いないようです。
こちらの岩室道標は、宇陀市指定の文化財になっています。
近くに駐車場は御座いませんので
近隣住民のご迷惑にならぬよう、見物をお願いします。

宇陀地域にはまだ、佐吉の石造物が御座いますので
是非お越しください。

 (所在地)
「徳源寺」奈良県宇陀市大宇陀岩室830
「岩室道標」奈良県宇陀市大宇陀岩室706付近
(大宇陀モータースさん付近)