おばぁ珠の散歩。今と昔

今朝は５時半に起床。
休日なので涼しいうちに、おばぁ珠の散歩に行きたくて。



昔も今も飼い主は、こうではなかった。
可愛がってることに変わりはないが、散歩事情が全く違う。

おばぁ珠の散歩は基本週末散歩だった。
平日に散歩することは、体力・気力共に余裕があり
気が向いた時くらいだった。

そんな散歩事情だったが、家の中での大運動会を開催します！で
始まるボール遊びは毎日欠かさずにやっていた。

合図の言葉を発しない内に、理解するおばぁ珠は
待ってました！と言わんばかりに、急ぎ足で
ボールをとってくる。

週末には公園や海へ行ったり。
たっぷり遊び、エプロン毛が真っ黒になるほどに汚し、、、。


視力に異常が見られない時は、そうだった。
大切なものが失われそうになる、または失う事態に直面すると
見えるうちに、、、人間で言うと心に焼きつけよう。
その気持からだろうか、少しずつ時間を作り
平日でも散歩に行くように。

完全に失明してからは、その日を境に１日も欠かすことなく。

飼い主も驚く。
おばぁ珠の生活環境は否応なしに変化したが、
ぐぅたらまったりな飼い主も１８０度のような変化。

見えなくなることで、自然に脳への指令刺激が減る。
これだけのきっかけで痴呆が起きるかもとも思った。
そして介護が必要な為に同伴出勤。
仕事が終わるのを毎日お利口さんに待ってる。

初めの内は慣れない空気、音、匂いで
パンティングをして
飼い主に抱っこ抱っこちゃんだった。

キュンキュンもしてたが、少しずつ落ち着き
今では殆どの時間を寝て過ごす。
たまに今は寝たくないの～な時もある。

そして昼休みには、おばぁ珠弁当の楽しみがあり
仕事後の帰宅には、おばぁ珠公園の楽しみがあるというペースを覚えた。

同伴初日は、いくら寝て過ごすとはいえ、
おばぁ珠の身体にはきついかな？とも心配をし
仕事後の散歩はどうしようか迷ってた。

公園に着いたとき、車の中で聞く。
『珠～公園に着いたよ、公園、公園どうする？』
立ち上がりドアに手をかけて
『ぅわんっ！ぅ～わん』

もの凄い喜びようで、この日を境にお利口ちゃんのご褒美に
毎日欠かすことなく散歩することに。

そして朝の出勤前には、お仕事だよ～
今日もよろしくな。
散歩してから出発する。

おばぁ珠にしたら、ご褒美でなく散歩があたちの仕事よ！なのかな。。。

老犬１４才と４ヶ月の平日の散歩。
朝 ２０分
昼１０～１５分、時々１５時５分
夕４０～６０分
夜１０～１５分
小型犬の散歩内容ではないな、、、。

朝と夕に関しては、ベンチ休憩をしながら。
よくおばぁ珠に話しかける。


視界を失い一気に老いるかと心配した。
体調不良があったりするが、心はまだ元気のようで。
でも確実に老いてる。
筋肉が薄くなったよね。

本当に散歩大好きだよね。
おばぁ珠との散歩が増えて、損なことはない。
適度な運動になり、人もおばぁ珠と同じ。

風を感じて匂いを楽しみ、空を見上げ雲を眺める。
おばぁ珠と一緒に。
夕陽を眺め穏やかな時間が流れる。

濃密な時間をおばぁ珠にもらう。

ルンバで、目が離せない時もあり、そばに居ないと探し泣き、
普通のわんこ以上に手がかかるが、そんなことも苦に感じさせない。

前回の続きになるようだが、

犬の為にでなく、自分の為に。
これが大事なんだと思う。
どうしたいのか、どうすれば良いのか。
何が正しくて何が間違いなのか。
正解などはない。

ただ自分が信じることをする。
出来ることをする。
犬にだけにでなく、すべてに通じるのではないだろうか。

無理をする。
しすぎると体は壊れる仕組みになってる。
人も動物も。
時にゆっくり、スローペースに。

犬のいる空間がこんなにも素晴らしいなんて。

あははは
おばぁ珠、散歩催促始まる。
まだ早いわい！
今朝が早起き行動なので、体がもう夕方と教えてるのかな。
本能というか、、、潜在的というか、、、
細かなところでも、驚かされる。

飼い主のそばにきて伏せ状態。
おばぁ『くぅーん』
飼い主『却下！２時間寝たらな』
おばぁ珠向きを変えて寝始めた、、、
狸寝入りかも知れないが、そんなおばぁ珠に笑う。

今日も元気そうで。
体調維持更新中２１日目。



今朝の散歩、休憩中。

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