おばぁ珠&ホークからの風便り

病気なんて吹っ飛んでけ~今日も笑顔笑顔

消えそうだった命

2014-06-30 23:01:04 | わんこプロフィール

おばぁ珠との出逢いのページです。

自分の記録のひとつでもありますので綴ります。

なので、興味のない方はすぐにページを閉じて下さい。

小さい頃から、動物がいる暮らしだった。
犬も猫も、小鳥も、ハムスターやうさぎなど
時期は違えども、常に動物がいた。
捨て猫などよく拾い、母を困らせたり。

先住犬とのお別れがあり、狆の『ちろ』くん。

仕事の都合で、ちろくんとは離れ離れ。
死に目にも逢えず。

家族が看取ってくれたが、ちろくんにとって大好きな人は飼い主。

飼い主がそばに居てあげれなくて申し訳ない気持ちで一杯。

街でわんこを見かけては、思い出したり。

知らぬ飼い主さんと、わんこの様子を微笑ましく見てたり。

自分のそばにも、またわんこがいる暮らしを、、、
不思議と、そうは思えなくて。
だけどわんこが大好きで、休日の買い物などには
目の保養~なんて称して、ペットショップに立寄る。
仔犬を前に、可愛いな~可愛いな。
満足してペットショップを後にする。

ちろくんと別れて、そんな感じが3年程続く。

ある時に、近所でペットショップがopenするよ。
知人に誘われて、また目の保養に行くかな~と。

おるおる。可愛いこたちが沢山。
入り口から遠目に確認。
商品グッズなど見ながら、わんこ達を背にする。
ふと、視線を感じ振り返る。

ショーケースに手を張り付けて、2本足で立つ仔犬がずっと自分を見てる。

視線は君だったのか?

近づく間、尻尾がはち切れんばかりに振る。

すごいな、視線を反らさないよこの子。

これが、現在の珠緒との出逢いでした。

全く購入する気もなかったのに。
インスピレーションを感じた。
小さな仔犬が、自分を見つけた。みたいな。

ずっと後に別々の人から言わせると、同じ事を言われる。
前世でもこの子の魂と一緒だったという深い縁があったと知る。

一緒に自宅に帰るにしても、仔犬を迎えるなんて思ってもいなく、、、。

バタバタと準備したのをよく覚えてる。

ふわふわボールのように元気よく跳ね飛んでる。
可愛いパピヨンちゃん。
今日から相棒だ家族だ。よろしくね。

しかし翌日には、体調がガラリと変わる。

嘔吐、下痢が凄い。

直ぐにペットショップに。
提携してる病院が隣にあるから、預かり治療しますと。
入院、、、。
店員が、生命保証がありますから、他の犬と交換しますか?
など聞いてくる。
そういうシステムがあるのは、分かっているが
こんな時に物扱いの対応。
腹が立つがまずは仔犬の体調が優先。
グッと堪えて無論断る。
例え、家に来てまだ一日だとしても、もう家族である。

預けた翌日、1番に見舞いに。
症状はあまり変わらないとの事。
原因も言われず、ただ点滴してます。またムカっ。

様子が見たいと、店頭に連れてきてくれた。
たった一晩でコロコロしてた面影が全くなく、愕然とする。
痩せこけた身体で、何とか立ち上がろうとするがもうフラフラで立てない。
そしてまた交換の話。
治療してると言う言葉も、怪しく感じられ、
うちの掛かりつけに連れてゆく!

店長がうちの病院で見ると反対してたが、押し切り連れて帰る。

掛かりつけS病院に。
院長が深妙な様子で、パルボウイルス感染症だと言う。

ウィルスの潜伏期間も考え、ショップで既に感染していただろうと。
菌は強く、嘔吐や排便から経口感染する。
例え片付けをした人の手からでも。

ショップの他の仔犬達が心配だ。

特に珠緒と同じケースにいたこの子の兄弟と思われる子たち。
すぐに気をつけるように連絡。

小さな仔犬珠緒は、預かり隔離するとの事。
他に入院してる動物もいるのに、治療を引受けて下さり、
珠緒を助けて下さり、、、感謝してます。本当に。

仔犬がパルボウイルスに感染すると、
殆どのこが死亡する。
有効な治療がない。その位、死亡率が高いと言われてます。

僅かに残る母親からの免疫と、このこ自身の生命力だけが望み。
よく頑張って淵から戻ってこれたと思う。

あの時、うちに来てすぐに消えかけた命。
何度も襲いかかる嘔吐と下痢。
見てるのも辛い程。
奇跡的に生き延びました。

劇的な出逢いと、出来事。
死にかけた小さな仔犬。

とは、、、思えない程、逞しくじゃじゃ馬のような
明るいわんこに育ちました。

14年目になります。

色々な病気を抱えてますが、順調にやってこれたと思います。
思うことは、犬も家族なんだなと。
ペットを超えた、伴侶動物。

飼い主は手助けをしてやれるだけ。
見守るだけ。穏やかに毅然と。
犬生を全うできるように。

出来ることをする。

諦めたら、終わり。

そんな気がします。


パルボから回復しての2000年4月30日。

 

こんなにもチビだったんだね。

いろんな病気になるとは想像しなかった。失明するとも。

家族の一員になったこと後悔なんてないよ。出会ったことに感謝してる程だもん。

おばぁ珠、ありがとね。

 

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