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タイ 大麻解禁

2023年03月30日 | 老人のタイ

「タイ大麻解禁」大麻飲料多種

大麻飲料はタイのコンビニエンスストアで通常販売されている

1.ヤンヒー「CANABIS WATER BITAMIN B12」

2.スリナパポーン公社 「FRUIT JUICE with CANABIS WATER Lime Flavor」

3.ライフスター「CAMU C+」

2022年6月9日より大麻解禁となり、家庭での栽培・所持・販売などが可能となりました。

「ヘンプ」タイ語:กัญชง ガンチョン
「マリファナ」タイ語:กัญชา ガンチャー

「ヘンプ」  :植物に含まれる 「THC」が1%未満、「CBD」が2%以上
「マリファナ」:植物に含まれる 「THC」が1%以上、「CBD」が2%以下

「THC」テトラヒドロカンナビノール):精神作用あり。気分、記憶、感情に影響を与え、リラックスした気分、陶酔感、食欲を感じさせ、吐き気を軽減する

*「CBD」カンナビジオール):精神作用なし。痛み・炎症を抑え、けいれんを減らし、不安を軽減する効果あり

・子供・妊婦・授乳中の女性は飲んではいけない
・異常な症状がでたら飲まない
・THC,CBDにアレルギーのある人は飲まない
・眠気を引き起こすので車の運転・機械操作はしない
・THC1.6mg以下を含む
・1日2本まで

製造・販売元ヤンヒー(Yanhee Vitamin Water Co., Ltd.)商品名「CANNABIS WATER BITAMIN B12」LAVENDER MIXED BERRIES内容量460ml使用大麻マリファナ販売値段1本25バーツ飲んだ感想 ほのかにラベンダーの香りのする水。飲みやすい。

 

 

今後これらと同様の大麻飲料が発売されると思いますが、概ねこれらとは味の違いはあれど、作用・効果としては同等の注意書き(タイ語のみ)がされると思われます。

これら3種について共通しているのは、現在の規制上THC 0.2%以下である以外はCBDの量についても特に規定をしていないため、大麻成分THC・CBDの混入量・割合の表示が一律「1本あたりTHC 1.6mg以下」との表示しかないため、実際の混入度合いが分かりません。

 今後様々な「大麻飲料」「大麻製品」が手に入れることができるようになります。基本的には注意を守り子供・妊婦の方は摂取を禁止し、運転する人が飲むことも控え、用法・容量(1日2本まで)を守って正しく利用する必要があります。
 
 しかし法整備は遅れており、未成年者の大麻購入や公共の場での大麻の喫煙を制限する法律は現在もありません。今後、未成年者の摂取や過剰摂取などの悪影響を規制するための法規制がされてくると思います。
 
 まず私たちでできることは「大麻」についての正しい知識と危険性を理解し、注意書きに従い正しい用途・容量での利用をする必要があると思います。
 

 最後に在タイ日本大使館のホームページで、タイでの2021年2月の大麻に関する規制緩和の際に大麻利用についての注意が掲載されています。日本人がタイで大麻を利用する際の参考にして下さ

 

大使館からのお知らせ

令和3年5月6日
 

タイにおける大麻規制等について

  • タイにおける大麻に関する規制については、2021年2月より、カンナビス及びヘンプの葉・茎・幹・根が第五種麻薬指定リストから除外され、医療、医薬品、健康食品及び化粧品等の商業利用やタイ当局に申請・許可を受けた方の医療目的の栽培等が可能となりました。なお、花及び種子は引き続き禁止指定されております。
  • 日本では大麻取締法において、大麻及びその製品の所持・譲受(購入を含む)等については違法とされ、処罰の対象となっています。また、同法は国外犯処罰規定が適用され、タイを含む海外に居住する日本人が大麻の栽培、輸出入、所持、譲渡等を行った場合には、同様に処罰対象となることがあります。
  • 非合法的な大麻やその他規制薬物等の所持や使用等により警察に拘束される事案も存在しておりますところ、在留邦人の皆様及び渡航者の皆様におかれましては、日本及びタイの法律を遵守された上、日本国外であっても安易に大麻に手を出さないように注意願います。
  • 今後タイにおける大麻規制等については、今後の発表等により変更等される可能性もありますので、タイ保健省食品薬品局等のホームページを御参照するなど、最新の情報収集に努めて下さい。