結構、お客さんは早めの時間帯にバスに戻ってきて、バスは万座毛に向かった。昔は万座毛は公衆トイレがあるくらいの場所だったらしいが、今では立派な二階建てのレストランやお土産物売り場のある建物が建っていて、万座毛を見て回るのにはそこで100円の入場券を買わないといけないということだった。万座毛につく頃にはすっかり晴れて良い天気だった。
万座毛は中の広い芝生広場を囲むようにコースが設けられていて、天然芝の広場には入れないようになっている。写真を撮ったりしながらコースを歩いた。芝生寄りの道沿いには小ぶりのマーガレットのような花が自生していた。コースを歩いている若い人達は韓国人と思われる感じの人が多かった。ぐるっとコースを歩いて建物に戻ると、その出入り口の所では琉球衣装体験のお店などもあった。万座毛から覗く海は水の色が澄んでいてとても綺麗だった。天気が良くなければこれほど綺麗にはみえないだろう。象の鼻のような岩もしっかり象の鼻に見えた。
万座毛から古宇利島に向かう。この辺りは沖縄の都会じゃなくて田舎なので、墓地みたいな物も沢山会った。崖の地形を利用した昔ながらの子宮のような形のお墓もたまに見かけたが、圧倒的に多いのがコンクリート製の廟型のものだった。それらに彩色したりもう少し豪華にすれば正に台湾で多く見られる墓の形と同じだと思った。こんな所にも台湾と沖縄の近さが感じられるとはと驚いた。第二次世界大戦前台湾も日本統治領だったし、結構台湾と沖縄の交流は今以上に盛んだったのかもしれない。民家もコンクリート製の平たい屋根の家が多い。
古宇利島に走る橋の上から見える海の色は浅い珊瑚礁の海のせいかせいにコバルトブルーだった。古宇利島の海岸近くのお土産物やの駐車場にバスが停まり、降りるときにガイドさんからサンドイッチが分けられた。この休憩がお昼休憩ということらしい。凄く風が強かったけど、木陰においてある木のテーブルとベンチでサンドイッチを食べて海岸に行ったが、本当に砂浜が綺麗だ。和歌山の白浜海岸のように人工的に砂をいれるのではなく、そのまま珊瑚が砕けて砂になった物なんだろう。土産に戻ってそこで、クーポンの残りに現金を足して、パパイアの串刺しを食べた。古宇利島も30分くらいで後はメインの美ら海水族館に向かう。
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