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ぐるぐる・ぶらぶら

歌舞伎と映画と美術と読書の感想

【歌舞伎】歌舞伎座 吉例顔見世大歌舞伎 昼の部 2019年11月

2019-11-09 19:31:49 | 歌舞伎
吉例顔見世大歌舞伎
歌舞伎座
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◆昼の部

「研辰の討たれ」
観る側(私)の近況状況で受け取り方がすごく変わるものだと
改めて思う。
今回、平井兄弟(彦三郎さんと亀蔵さん。あ、美声兄弟だ)への
同情ひとしお。
辰次は、弱者ポジションをフル活用しながら、
口先で嘘を、あるいは気を許した時の秘密の暴露を連ねる。
(という要素を今日の私は強く受け取った)。
おそろしい。
愛嬌があるところがまた。
聴衆も惑わされる。
というか、危うい真実を含んでいるから微妙なのだ。うへぇ。
幸四郎さん、さすが。

「髪結新三」
菊五郎さん左團次さん権十郎さんで、新三、家主、勝、
團蔵さんの源七。
時蔵さんの忠七に梅枝さんのお熊。

品質完全保証で安心の観劇、的な。 楽しかった。

(2019.11.9)

ちなみに10月は、台風で中止になった回を取っていたので
見れませんでした。(T T)
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