私の写真日記

私は喜寿近くになり50年勤め完全退職しました。これから健康寿命を伸ばし夫婦共々穏やかに楽しむ人生を願っています。

聴こえない辛さ

2024年09月10日 | 自分のブログ

ここで何が言いたいかです。いわゆる高齢者になると、体力や気力なども低下しますが、特に耳が遠くなりそれで悩む方も多くなります。

好きな音楽やテレビの音量も当然、高くなるのでしょう。

これは音が聴こえない方しか、分からない悩みです。

先日、理容院へ行き髪洗いや耳周りもカットしますので補聴器は外しました。

最初に耳が遠いいのでと伝えていますが、普段の話し方になり言っていることが理解(聴こえ辛く)できなく、中途半端な返答になってしまいます。

支払いで補聴器をすると、何?BJMが流れていたのかと思うくらいなのです。

私は、突発性難聴で50歳代後半から補聴器を付け始めました。

大事な会議などでは聞き逃せないからです。原因はある仕事上で(短期ですが)極度のストレスが有ったからだと思います。

ある時突然めまいがして、職場の人に病院まで送ってもらいましたが、その後シッカリとした治療をしなかったために?難聴は治りませんでした。ちゃんとした治療で治るとも聞きます。

また、スキューバダイビングも趣味で、毎週のように潜っていました。(これは難聴と関係ないかと思います)

女房もテレビの音量も気になるようで、自分だけ補聴器から聞こえる機器を買い求めたくらいです。

便利な機器で、テレビは右側の機器を首からぶら下げて私の補聴器とブルートゥースで飛ばして聞こえます。

左側はスマホの音楽やスマホにかかって来た電話などもこれを利用しています。(普段はぶら下げていませんが、通勤の時は、車内の騒音もシャットダウンしますので便利でした)

夫婦のトラブルというのか、女房がこちらが耳が遠いいのを知っていながら、普通に話かけることです。(最近は聞こえないよ!と強く言っていますので注意しているようです)

以前は、そこから(聴こえないことの)いざこざが始まるのです。言ったでしょ!”"そんなの聞いていないよ!”になるのです。

耳が遠くなるとお爺さんに話すように口に手を当てて、大声で話すようになりました。

特にプライドはありませんが、そんな形で話されるのはなんか傷つきますね。

補聴器を外すと、テレビでも人の声も無音に近くなります。画像を観てなんとなく雑音から内容を想像するくらいです。(この程度ですと障がい者としては認定されないとのことです)

特に、趣味としているダンスは遠慮がちになりました。(女房と踊る時は出はじめのカウントを合図してくれます)

比較的、踊れる方でしたので女性が踊ってくれませんか?と言って来ても断ったことがいく度もありました。(その方々には大変失礼しましたが、私が耳が遠くて音がつかめないことは知りません。きっと高飛車な方と思われたのでしょう)

よって、ダンスパーティー等は苦手になったのです。

耳が遠いい(音が聞こえない)と、だんだん会話が少なくなり無口になって行くのも無理もありません無口になると孤独感も出てきます。酷いとウツ状態になるとも言われています。また、えっ?と聞き返すことも何度もあります。

私の持っている補聴器をご説明いたします。

これは耳掛け式で、耳の補聴器をかけるようにして、耳穴に白い三角のモノを差し込むスタイルです。(母はこれを愛用していました)

女性は髪に隠れるので(目立たないので)、使われている方も多いかと思います。性能の割には安価です。(とは言っても高い!)

これは耳穴にすっぽりと入れるタイプです。

最初に耳内のカタチを粘土みたいなものを注入してある程度固まったら引き抜き、自分に合った形にします。

この白い部分が耳の中に入り、スピーカーの役割を果たします。

真ん中の小さな穴が集音機になります。これで話し声や外の音を拾うのです。

デンマーク製のワイデックスと言います。難点はちょっと(だいぶ)高価ですが、デジタル式の良いものは普通に聴こえます。

同級生のかかりつけ医も耳が遠かったのでしょう。いつもこちら(患者)の話を聞かずに、一方的に話すのです。同じ年ですので彼は半分引退して、理事長になり週に1回は診察しています。そして娘先生が医院長になりました。

娘先生も、父も人と会話しないと老化が早まると心配していました。

娘先生はよく丁寧に問診してくれます。yukiさんの補聴器はどこで買い求めたのですか?と聞いてきました。そして、その補聴器屋さんをご紹介しました。最初は娘先生も一緒に行ったそうです。

病院などの耳の検査は聞こえない状態(ヘルツ)を確認をするが治さない(治せない)と言っていました。耳は蛍光灯と同じように劣化すると交換するしかないとのことです。耳の交換なんて聞いたことがありません。

したがって、医者でさえ補聴器に頼っているのです。

先日も聴こえづらくなったので、店に行ってきました。防音室でいろいろな検査をしてもらいます。私の過去のデーターも保存されています。

調整が始まりました。聞こえたらボタンを押してくれとのことです。やはり高音は低下していましたね。検査しその場で適音(聴こえるように)に調整してくれます。

このように、聴こえる周波数?と聴こえ方が表示されます。

先ずは正確な検査が必要です。

ヘッドホーンから、コトバが発せられます。例えば「し」の音声が流れても「ひ」に聞こえたり、また「う」⇒「ん」。「ね」⇒「め」のようにです。これが難聴(会話が聴き取れない)で正確に聴こえていなのです。

スピーカ―からいろいろな音(外の音など)が流れます。これでどんな場面で聴きたいのか?補聴器がハウリングしないかも確かめます。

やはり、専門店で徹底的に状態をお話しし相談した方が良いのでしょう。

デジタル式ですので、その方にあった調整をしてくれます。

問題は価格です。正直、国内メーカーやテレビショッピングでも安い製品が紹介されています。

これはそれぞれのお考えですので、私からはなんとも言えません。

当初、買い求めたのは両耳で50万円くらいでしたかね。その後保証期間も過ぎて、劣化もあり最後に買い求めたのが80万円くらいでした。新製品は両耳で120万円くらいとなっていました。

ここまでは必要は無いかと思いますが、実に高い買い物です。

どのくらい聴こえないのか?あと何年使うのか?その必要性は?など、その方に合った品(補聴器)を選ぶことになります。もう引退された方(年金生活している方)など、その環境によっては必要が無いのでしょう。

昨夜もダンスの練習会があり、女房が"友人との会話がちぐはぐだったみたい!聴こえていた?"と言っていました。(補聴器をしていてもです)

今日は道志に入る予定です。昨夜は食材を買い求めに行って来ました。どれも値上がりしています。閉店近くなので、半額の弁当を買い求めました。これで十分です。

友人も耳のことで悩んでいるようです。一杯飲みながらこんな話をしてみたいと思います。

今日は「聴こえない辛さ」をご紹介いたしました。何かの参考になればと思います。

 

yuki76

コメント (4)
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