Habitat

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むべ

2014年11月10日 15時13分07秒 | 日々の事
今日、郵便局にNTTの代金を振り込みに行った。
窓口のおねいさんはとても無口で、あまり言葉を発しない。だから、話もない。
つまらないから、帰りに電気屋さんへよってみた。
夏、おとうの懇願で、クーラーを入れたお代を分割にしてる・・ある時払いの贅沢してますので、ある時には払おうと、出向いて少し奥さんと立ち話した。
久しぶりに誰かと話をしてかも・・で、機嫌よく帰り道に、普段は通らない山口先生のおうちの前を曲がった。

山口先生は中学の英語の先生をしていて、子供たちが中学に入った時にアフタースクール代わりに通わせていたけど、先生は先生で、塾になっても先生してるので、倅は嫌がっていた。
だから辞める条件に英語の3級を取ったらやめて好いよと。

まぁ3級は中卒程度だから、そのぐらいは欲しいよねって思ったんだけど、なぜか張り切る倅。よっぽど嫌だったんでしょうね。週に1度の習い事が。
で、2年になってすぐの検定で3級取ったので即やめてしまったけど、上のおねいさんはちゃんと3年間通いました。

その山口先生のご主人は会社員だったのですが、空手の先生で、地元の小学生に空手を指導していて、体育施設開放委員会で知り合いました。
子供会を長く役員をしていたので、校庭、体育館、プールを借りることがあるので、私が開放委員会に所属して便宜を取り計らっていたのです。
で、陽気な山口先生のご自宅の前をくるんと曲がると・・・ああ、お掃除中。

よぉ。

と気楽に挨拶くださり。むべ食べない?

むべ

そう、むべ。こいつと庭先のアケビを指さします。

これむべって呼ぶんですか?先生千葉出身ですよね?

いやぁ。これアケビじゃないんだよ。むべっていうの。アケビの仲間だけど、皮が割れないのよ。って。
たべてみ。アケビほどは甘くないけどね。

と2つばかりもいでくださいました。アケビだと思ってた。



そういわれれば、山のアケビはすでに葉がおちて・・実もとうに鳥たちに食べられているシーズンなのに、いまだに青みがかかったてかっとしたみがごろごろなんている。
葉っぱもすこし大きいかな・・それにこれ、常緑なんですって。すこしお利巧になった。うふふ。

少しだから、ホワイトリカー買ってきてむべ酒にでもしてみようかと思ってます。


こいつも、オラウータンと同じで、むべと名づけられたそうです。天智天皇に。
なにかと、歴史のある蔦植物ですが、京都府のレッドリストに載っているそうです。準絶滅危惧種ってランクですけどね。
なぜか、ここにもはびこっていますけど・・・私もちょっと育てたくなったりして。うふふ。

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