晩夏
あちらこちらの
木々から
蝉が
落っこちる
ある蝉は
人間の男の子に
生まれ変わってゆく
そんな
はかない夢を
思い描きながら
落っこちて
暑すぎた
夏が
過ぎていく
清崎進一著 ”蝉の啼く木” より
久しぶりに
ほんとうに久しぶりに
清崎さんの詩のご紹介です。
今年の夏は例年になく暑くて
元気な者でも大変でした。
そんな夏の最後の暑さがまだ残っていた9月の半ばに
義母様の弟が亡くなりました。
入院を知らせる電話があったけれど
ここは奈良で叔父さんは千葉。
思案の末、一人旅も心許ない義母様を
新幹線の座席まで送り
途中から乗ってくれる伯母と姪にお願いしました。
病院に着いて1時間
待っていたかのように亡くなったそうです。
それからはもう・・バタバタで・・・
遠方なので法事くらいしか会わなかった叔父さんだけれど
誠実で優しい人でした。
あちらこちらの
木々から
蝉が
落っこちる
ある蝉は
人間の男の子に
生まれ変わってゆく
そんな
はかない夢を
思い描きながら
落っこちて
暑すぎた
夏が
過ぎていく
清崎進一著 ”蝉の啼く木” より
久しぶりに
ほんとうに久しぶりに
清崎さんの詩のご紹介です。
今年の夏は例年になく暑くて
元気な者でも大変でした。
そんな夏の最後の暑さがまだ残っていた9月の半ばに
義母様の弟が亡くなりました。
入院を知らせる電話があったけれど
ここは奈良で叔父さんは千葉。
思案の末、一人旅も心許ない義母様を
新幹線の座席まで送り
途中から乗ってくれる伯母と姪にお願いしました。
病院に着いて1時間
待っていたかのように亡くなったそうです。
それからはもう・・バタバタで・・・
遠方なので法事くらいしか会わなかった叔父さんだけれど
誠実で優しい人でした。