gooブログ「曇りのち晴れ」

俳句ダイアリー2012年11月

俳句ダイアリー二〇二十年十一月

十一月 一日(木)晴 パンプキン焼けて子供の声がする
十一月 二日(金)晴 陽の当たる朝のキッチンそぞろ寒
十一月 三日(土)晴(文化の日) 初紅葉街路樹の蔭道祖神
十一月 四日(日)晴 空高く町に色付く紅葉雲
十一月 五日(月)雨/曇 露草と朝風さやかランデブー
十一月 六日(火)雨 秋雨の葉裏を落ちる石畳
十一月 七日(水)晴 大樹より事毎移り初紅葉
十一月 八日(木)晴 朝陽うけ枯葉今尚映えわたる
十一月 九日(金)晴 分かれ道行くも帰るも枯れ紅葉
十一月 十日(土)晴 冬はじめ朝の珈琲入れ直す
十一月十一日(日)曇 セーターをザックリ被り厨事
十一月十二日(月)雨/曇 朝の雨啜る珈琲冬はじめ
十一月十三日(火)曇 葉に隠れ陽を受け紅く青木の実
十一月十四日(水)晴 探し物いつしか忘れ枯葎
十一月十五日(木)晴 小六月ポットへ注ぐお湯の音
十一月十六日(金)晴 水面より移る風見る冬桜
十一月十七日(土)晴/曇 芯折れてシャーペン鳴らす冬はじめ
十一月十八日(日)晴 木漏れ陽の桜紅葉の尽きるまで
十一月十九日(月)晴 冷たさに肩をすくめる朝の水
十一月二十日(火)晴 室の花朝へ飛び立つ翼咲く
十一月二一日(水)晴 山燃えて木の葉を散らし冬来る
十一月二二日(木)曇 月冴えて余す齢のひとかけら
十一月二三日(金)雨/曇(勤労感謝の日) 小雨降る往来の人冬の顔
十一月二四日(土)曇 冬紅葉惜しむ一時錦なす
十一月二五日(日)曇(長瀞渓谷) ほうとうの箸より滑り冬紅葉
十一月二六日(月)雨 とろとろと鍋の煮え立つ冬はじめ
十一月二七日(火)晴 早々と冬から開くシクラメン
十一月二八日(水)曇 牛乳と卵泡立て冬の朝
十一月二九日(木)晴 朝の陽に時を忘れて藪柑子
十一月三十日(金)曇 黄落の朝を駅へと女(ひと)の行く

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