gooブログ「曇りのち晴れ」

曇りのち晴れ

俳句ダイアリー二0一六年十月

十月 一日(土)曇 移り行く小鳥鳴く声草の色
十月 二日(日)晴/曇 空晴れてビルの合間に秋の雲
十月 三日(月)曇 朝遅くまぶたの重く秋出水
十月 四日(火)晴 朝の空東西南北秋の風
十月 五日(水)雨 鬼胡桃焼かれてもろく菓子の上
十月 六日(木)晴 爽やかな朝椋鳥の声がする
十月 七日(金)曇 雨までも心地良きほど秋暑し
十月 八日(土)雨 帰り道どこかで虫の鳴きはじめ
十月 九日(日)雨/曇 豪雨去り傘を杖とし秋の午後
十月 十日(月)曇/晴(体育の日) 風走り女の事情と秋の空
十月一一日(火)曇 朝風とかくれんぼして小鳥来る
十月一二日(水)晴 天高く声高く鳥の鳴く鳴く
十月一三日(木)曇 後の月母子の兎餅を搗く
十月一四日(金)晴 入れたての珈琲の朝爽やかに
十月一五日(土)晴 星月夜北極星はどこにある
十月一六日(日)晴 鶏頭の尖がり空へ背伸びする
十月一七日(月)雨 空っぽの巣箱をぬらす秋時雨
十月一八日(火)晴 火を止めて深まる秋の台所
十月一九日(水)晴 町角の足元に草の秋見つけ
十月二十日(木)晴 木立より風の騒めく秋茜
十月二一日(金)晴 垣の内とんぼ来たかと茶をすする
十月二二日(土)晴/曇 水際の木蔭さわがし鴨来る
十月二三日(日)晴 天高く声高らかに子等はしゃぐ
十月二四日(月)晴 星数え今昔の夜々虫の声
十月二五日(火)晴 暁の足間に溶けて草の露
十月二六日(水)晴 陽を受けて朝の珈琲ぽかぽかと
十月二七日(木)晴 秋気澄む忙しさを逃れてランチ
十月二八日(金)曇 朝風がそぞろに寒く過去未来
十月二九日(土)曇 幼子の家路を走る秋ともり
十月三十日(日)曇 親竹に加えて青く竹の春

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