gooブログ「曇りのち晴れ」

曇りのち晴れ

俳句ダイアリー二0一三年六月

六月 一日(土)晴 新緑のきらめく山の朝早し
六月 二日(日)曇 梅雨晴れ間何をして何を忘れたか
六月 三日(月)晴 紫陽花の木々よりのぞく空映す
六月 四日(火)晴 薄暑光木漏れ陽の風となる
六月 五日(水)晴 夏の山未知なる空へ雲ひらく
六月 六日(木)晴 梅雨晴れ間傘など持たずサイクリング
六月 七日(金)晴 梅雨の朝心配ばかりの空模様
六月 八日(土)曇 週末の朝水草の水濁る
六月 九日(日)晴 まだ朝の陽を葉に受ける夏木立
六月 十日(月)曇 雲を着て紫陽花硬く色含む
六月一一日(火)曇/雨 梅雨の町往来の人傘まばら
六月一二日(水)曇/雨 あめんぼの水面横切る濁り空
六月一三日(木)雨/曇 小雨止み蚊取線香ともす宵
六月一四日(金)雨 キッチンの隅の暗やみ梅雨寒し
六月一五日(土)曇 サルビアのブルーを植えて雨のあと
六月一六日(日)雨/曇 十薬の雨に隠れてひとりごと
六月一七日(月)晴 水葵晴れた空より朝の青
六月一八日(火)晴 朝風に気取るスリムなブルーサルビア
六月一九日(水)雨 暗雲の重たく梅雨の朝あける
六月二十日(木)曇/雨 降るまでの傘を杖とし梅雨曇
六月二一日(金)曇 青葉より弾けて落ちる朝の雨
六月二二日(土)曇 紫陽花の晴れ間を染める石畳
六月二三日(日)晴 葉から葉へそして大地へ緑雨降る
六月二四日(月)曇 雨あがり朝を待ちうけ水葵
六月二五日(火)曇 葉桜の蔭に変らず道祖神
六月二六日(水)雨 綺羅星の涙六月の花嫁
六月二七日(木)曇 雨のあと葉に紫の花四葩
六月二八日(金)曇 学舎の門へ湖畔の紫陽花路
六月二九日(土)曇 梅雨晴れ間気づかない幸に気づく初夏
六月三十日(日)晴 尾をひろげ金魚の池の水静か

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