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曇りのち晴れ

俳句ダイアリー二0一六年一月

一月 一日(金)晴(元旦)始まりを告げて御空へ初雀
一月 二日(土)晴 陽のひかり松の緑を乗り越えて
一月 三日(日)晴 年明けてやってくる雲遠のく風
一月 四日(月)晴 始まりを今日と定めて初テレビ
一月 五日(火)晴 どこからか莟呼ぶ声今朝の春
一月 六日(水)曇 初春の雲に新たな翼飛ぶ
一月 七日(木)晴 今朝晴れて御空を仰ぐ松納
一月 八日(金)曇 あかつきの氷晶に闇うすれゆく
一月 九日(土)晴 新年会笑顔で交わす酒の盃
一月 十日(日)晴 まだ固く莟の朝に春を待つ
一月一一日(月)晴(成人の日)振袖の裾を取られて新成人
一月一二日(火)曇/雨 初曇りぽつりと雨の粒落ちる
一月一三日(水)晴 初雪が明ける東の空へ消え
一月一四日(木)晴 寒の空大きく息を吐いてみる
一月一五日(金)晴 万両の赤く朝陽の影垂れる
一月一六日(土)晴 冬の海翼を広げ鳥が飛ぶ
一月一七日(日)晴/曇 雲間より夕陽の落ちる昼ひなか
一月一八日(月)雪 暁に六花降るゆる白く降る
一月一九日(火)晴 雪の花垣根に残る朝の雨
一月二十日(水)晴 百回の記念真白く雪残る
一月二一日(木)晴 大寒の息を弾ませ朝の鳥
一月二二日(金)晴 冬桜活け近づく朝の声
一月二三日(土)曇 朝の陽に人春を待つ寒の声
一月二四日(日)晴 初雪が明ける東の空へ消え
一月二五日(月)曇 しののめの朝陽に染まり山眠る
一月二六日(火)晴 冬晴れの空さえざえに青深し
一月二七日(水)晴 雪残り今年初めの月終わる
一月二八日(木)晴 寒晴れてガラスを透けて朝陽入る
一月二九日(金)晴 寒の雨ぬれた自転車店の裏
一月三十日(土)晴 さむざむと両手ポッケに帰り道
一月三一日(日)晴/曇 冬帽子耳まで隠し駅急ぐ

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