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曇りのち晴れ

俳句ダイアリー二0一七年七月

七月 一日(土)晴(子規記念館)子規の郷今昔の湯屋簾下げ
七月 二日(日)曇 百日紅枝より滑る朝の雲
七月 三日(月)晴 棚の隅一瓶残る梅酒古る
七月 四日(火)晴 夏が来て記録更新温暖化
七月 五日(水)晴 七夕に結ぶ帰らぬ夢の後
七月 六日(木)雲/晴 水濁り浮草の浮き葉の増える
七月 七日(金)曇/晴 踏み越えておおばこの花駐輪場
七月 八日(土)晴 太陽に七夕舟の雲の去る
七月 九日(日)晴 短冊の糸の絡まる天の川
七月 十日(月)晴 飲み干して涼風をはしるお茶の席
七月一一日(火)晴 昼ひなか日傘で通る老婦人
七月一二日(水)晴 朝風に四十雀かと空気澄む
七月一三日(木)晴 片蔭の舗道半分隠すほど
七月一四日(金)晴 風おこし風にやすらぐ扇風機
七月一五日(土)晴 しののめの朝焼け町を照り返す
七月一六日(日)晴 蛍の灯飛んで光れば星に消え
七月一七日(月)晴(海の日)目覚めれば海風遠く朝曇り
七月一八日(火)晴 走り去る夕べの風に星涼し
七月一九日(水)晴 木霊して竜頭の滝の闇深し
七月二十日(木)曇/晴 朝風の通るあとより蝉の声
七月二一日(金)晴 見上げれば悔やまれるほど炎天下
七月二二日(土)曇/晴 朝靄の晴れて目覚める瓜の花
七月二三日(日)晴/曇 アーケード旗が目印かき氷
七月二四日(月)晴 水草の水面動くとき動く
七月二五日(火)晴 熱帯夜ふと目が覚めてまだ夜半
七月二六日(水)雨 夏の雨一瞬の光が走る
七月二七日(木)曇/晴 蝉の朝じわじわ気温上昇中
七月二八日(金)曇/晴 陽の影につぶらな瞳日々草
七月二九日(土)雲/晴 じわじわとみんみんじいじい鳴けば鳴く
七月三十日(日)雨 朝の雨小降りになれば蝉時雨
七月三一日(月)晴 浮草の右往左往と風まかせ

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