gooブログ「曇りのち晴れ」

曇りのち晴れ

俳句ダイアリー二0一七年八月

八月 一日(火)雲/雨 乗り換えの駅まで扇の風おこす
八月 二日(水)曇 雨垂れを蝉が鳴き消す朝の内
八月 三日(木)曇 瓜の花朝の窓辺に蔭を呼ぶ
八月 四日(金)曇 雨遠く近くに朝の蝉の声
八月 五日(土)雲/晴 常夏の朝もや町を癒すかに
八月 六日(日)晴 蝉の朝儚くも尚懐かしく
八月 七日(月)晴(立秋) ざわざわと新涼の木々の騒めく
八月 八日(火)曇/晴 朝顔のつぼんだままで蔓伸びる
八月 九日(水)晴/曇 残暑激し驚く気温上昇中
八月 十日(木)曇/晴 新涼の葉先にとどむそぼろ雨
八月一一日(金)雨 朝の雨土の湿りに残暑癒え
八月一二日(土)曇 朝顔のしぼんで覗く空の色
八月一三日(日)晴 今朝の空むせかえるほど秋の蝉
八月一四日(月)曇/雨 雨空を押し退けるかに秋の蝉
八月一五日(火)雨(終戦記念日) 遠い日が近くに見える終戦日
八月一六日(水)曇 惜しむほど悔むほど鳴く秋の蝉
八月一七日(木)曇 朝の雨水にうずもり夏惜しむ
八月一八日(金)晴 秋はじめ雨が夕陽をつれて去る
八月一九日(土)曇(俳句記念日) 惜しみなく短き命蝉の秋
八月二十日(日)曇 朝顔に空を取られて遅き朝
八月二一日(月)曇/晴 浮草の行き場をなくす壺の池
八月二二日(火)曇 朝顔の一日一色蔓に付け
八月二三日(水)晴 東より朝の開けて秋暑し
八月二四日(木)晴 太陽が見る見る昇り秋暑し
八月二五日(金)晴 竜巻が大陸昇り野分け呼ぶ
八月二六日(土)晴 開く間も瞬くほどに牽牛花
八月二七日(日)曇 秋の蝉ビルの谷間の蔭の方
八月二八日(月)曇 涼風が葉から葉蔭へ朝を呼ぶ
八月二九日(火)晴 蔓の間を朝陽が耀り藤の実垂る
八月三十日(水)晴 朝顔のフェンスを越えて空の雲
八月三一日(木)曇/雨 新涼の梢さららと朝の声

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