gooブログ「曇りのち晴れ」

たべもの歳時記

俳句たべものダイアリー二0一四年十一月

十一月 一日(土)曇 パンプキンパスタもスープも橙色(橙)
十一月 二日(日)曇 秋野菜煮れば煮るほど味しみる(秋野菜)
十一月 三日(月)晴(文化の日)いつもより少し大盛り早稲の飯(早稲の飯)
十一月 四日(火)晴 晩酌のワインに合わせ南瓜グラタン(南瓜)
十一月 五日(水)曇 林檎剥くキッチンいっぱい甘き朝(林檎)
十一月 六日(木)曇 落花生つまれて染まる夕陽色(落花生)
十一月 七日(金)晴 大根の苦みを啜る粥の朝(大根)
十一月 八日(土)曇 ブロッコリーサラダ取り分け宵の宴(ブロッコリー)
十一月 九日(日)曇 チーズ切り三角四角ホットワイン(ホットワイン)
十一月 十日(月)晴 釜揚の蕎麦に薬味の薫り良く(釜揚)
十一月一一日(火)曇 夢のあと明日へとかじる冬りんご(冬りんご)
十一月一二日(水)曇 湯豆腐の湯気に心も和む夜(湯豆腐)
十一月一三日(木)晴 葱汁を椀に啜れば宵深む(葱汁)
十一月一四日(金)晴 セロリ剥くくるくる筋の銀巻き毛(セロリ)
十一月一五日(土)晴(七五三)ずわい蟹紅の殻ごと皿の上(ずわい蟹)
十一月一六日(日)晴 丸蕪の葉を落とされて桶に浮く(丸蕪)
十一月一七日(月)晴 納豆啜る箸の忙しく朝の椀(納豆)
十一月一八日(火)晴 キッチンの朝の陽伸びて葱刻む(葱)
十一月一九日(水)晴 ラディッシュの辛さに進む肉料理(ラディッシュ)
十一月二0日(木)曇 人参の水に朱の映え朝支度(人参)
十一月二一日(金)晴 鰤を煮る鍋の火碧く宵早し(鰤)
十一月二二日(土)晴 人参を笊へと剥けば朝の鳥(人参)
十一月二三日(日)晴 寄鍋を囲めば笑みの溢れ出す(寄鍋)
十一月二四日(月)晴/曇 鱈の身のしまれば白く海の幸(鱈)
十一月二五日(火)曇/雨 言い過ぎた後のだんまり根深汁(根深汁)
十一月二六日(水)雨 吹きすさぶ風の太鼓か今川焼(今川焼)
十一月二七日(木)晴 熱々の鍋焼きうどん掻っ込んで(鍋焼うどん)
十一月二八日(金)晴 鳥の声人参刻む音に合わせ(人参)
十一月二九日(土)曇 ひと皿の鮪があれば酒旨し(鮪)
十一月三十日(日)晴 日々過ぎて熟すをかじる冬りんご(冬りんご)

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