曇りのち晴れ
3月11日(火) 晴れ 三年の月日を語り梅の散る 春大根辛さに朝の動き出す(春大根)
曇りのち晴れ
3月12日(水) 晴れ 朝東風の陽のある辺りよりそよぐ 塩かげん波のしぶきと上り鮎(上...
曇りのち晴れ
3月13日(木) 曇り 牡丹の芽低き空へと吹き上がる 海流の移る薫りを桜鯛(桜鯛)
曇りのち晴れ
3月14日(金) 曇り 学舎の古木見送る卒業生 椀の底殻を沈めて蜆汁(蜆汁)
曇りのち晴れ
俳句ダイアリー二0一四年二月 二月 一日(土)晴 如月の声に応えて町雀 二月 二日(日)...
たべもの歳時記
俳句たべものダイアリー二0一四年二月 二月 一日(土)晴 寒鮃一杯飲めば刻早し(寒鮃) ...
青葉抄3月
* * * 早蕨(さわらび)の伸びて沢風におはよう 白梅の莟の声を...
曇りのち晴れ
3月15日(土) 曇り ものの芽の吹き出す子猫の通り道 粒雲丹の品良く酒の出る夕餉(雲...
曇りのち晴れ
3月16日(日) 晴れ 朝風が少し衿もと春を呼ぶ 一口に薫り閉じ込め草の餅(草の餅)
曇りのち晴れ
3月17日(月) 晴れ 一日を終えて息つく朧月 干鰈揚げる尾の先宵の星(干鰈)