曇りのち晴れ
12月1日(火) 晴れ 空晴れてポプラを抜けて師走来る 大根の辛みの沁みる粥の朝(大...
曇りのち晴れ
俳句ダイアリー二0二0年十一月 十一月 一日(日)曇 朝顔の種を残して枯れ朽ちる 十一月...
曇りのち晴れ
12月2日(水) 晴れ 朝寒の肌の乾きに湯を沸かす 冬菜解きまぶたの重き朝厨(冬菜)
曇りのち晴れ
12月3日(木) 曇りのち晴れ 感染症蔓延続き師走来る 明太子舌に縺れて朝の粥(明太...
曇りのち晴れ
12月4日(金) 晴れ 陽に染まり葉牡丹伸びて海遠し むらさきの香る湯豆腐四角切り(...
曇りのち晴れ
12月5日(土) 曇り 風笛に山茶花音符となる垣根 湯気薫るホット珈琲熱く入れ(ホッ...
曇りのち晴れ
12月6日(日) 曇りのち晴れ 空ひらけ道は新たに黄葉散る 鍋焼きの底より焦げの薫り...
曇りのち晴れ
12月7日(月) 晴れ 大通り都会の森に冬ひかる 蕪漬けの微かに甘く忙しなく(蕪)
青葉抄12月
* * * 山茶花の角を飛び出す親烏 散る黄葉公園列車運休日 銀...
曇りのち晴れ
12月8日(火) 晴れ 空晴れてキッチンに朝年歩む 粕漬けの骨の鋭く冬の鮭(冬鮭)