hamerさんの日々是々

日々の出来事や、気になったことを思いつくまま投稿しています。

癌の早期発見に光明 新技術

2017-12-19 11:00:00 | 癌に関する情報
 
 
 
今や日本人の2人に一人が『癌』になる時代。
私も4年前に癌の中でも珍しいと言われる『上咽頭癌』に罹患しましたが、発見が早かったので今日まで生存出来ています。
 
現在の医学では、癌は早期発見・早期治療を行えばそれ程恐ろしい病ではありませんが、問題なのは早期発見が難しく、自覚症状が現れた頃には「手遅れ」のケースが多く、生存率は低くなります。
 
そこで、この度『早期発見』に明るいニュースがあり、一日も早い実用化が図られることを望んでいます。
 
新しい技術とは、名古屋大学大学院工学研究科の馬場嘉信教授を中心として、名古屋大学や国立がん研究センターの研究チームが尿から癌を見つける技術を新たに発見した事です。
 
研究では、尿1mℓから肺、膵臓、肝臓、膀胱、前立腺の各癌を特定できる新技術です。
詳しくは、http://www.apchem.nagoya-u.ac.jp/III-2/baba-ken/Topics欄を、ご一読下さい。

癌の5年生存率 病院別

2017-09-20 11:00:00 | 癌に関する情報

9月19日付け中日新聞の朝刊に「国立がん研究センター」から『病院別 5年生存率初公表』の記事が掲載されていました。
これは8月9日に投稿しました「
癌 がん 5年相対生存率」に続き、病院別のデータが初めて公表されました。

このデータは地域のがん医療を担う「がん診療連携拠点病院」等、全国の188施設のデータを元に作成されています。
 
2008年に「がん」と診断された患者が5年後に生存している割合を示しています。
 
ちなみに中部地方の病院では
上図のようになっています。
 がん治療を行う全ての病院、全ての種類の癌を網羅したものでは有りませんし、病院ごとの患者数や、病期もまちまちになのでこのデータをどう受け取るかは、ご覧頂いた方がご判断頂ければと思います。
 
残念ながら私が患いました「上咽頭がん」は症例が少ない為、一覧表には掲載されていませんでした。
 

癌の5年相対生存率は?

2017-08-09 10:00:00 | 癌に関する情報

本日(8/9)国立がん研究センターから、「がん5年相対生存率」についてデーターが公表されました。 

国立がん研究センターは、2008年度にがんと診断された人を、治療によってどの程度救えるかを示す「5年相対生存率」について、がん治療拠点の約半数にあたる全国188の病院別データを初めて公表した。肝臓、肺がんの生存率はばらつきが大きい一方、乳がんは比較的小さかった。同センターは「病院ごとの特徴を読み取り、受診の参考にしてほしい」と話しています。
前立腺がんの生存率が一番高く、膵臓がんの生存率が低い事が伺えます。 私の患った「上咽頭がん」は症例が少ないのか、対象から外れています。
肺がんは下位から3位と生存率が低いので、喫煙をされる方は定期的な検査をして頂くことが必要ではないかと思います。
 
詳細に付きましては、http://ganjoho.jp/reg_stat/statistics/stat/summary.html をご参照下さい。
 
同ページには「がん診療連携拠点病院等院内がん登録生存率集計報告書」もPDFファイルで参照する事が出来ます。 
我岐阜県の相対生存率は65.6%となっており、全国平均の65.2%とほぼ同じ数字です。
但し、2008年度のデーターから算出された数字で、現在では医療の進歩によりもう少し良い数字になるのではないでしょうか。
 
更に全国の「がん診療連携拠点病院」など425病院のうち、患者の生死を90%以上把握している209病院の21万4469症例を分析した。このうち、188病院の個別データも同じくPDFファイルで参照する事ができます。
 
尚、同センターでは、病院別に、患者の多い主要5部位のがん(胃、大腸、肝臓、肺、乳房)の5年生存率をはじめ、患者の年代、がんの進行度を示す病期(ステージ)ごとの患者数などが公表されている。ただし生存率は、治療開始時のがんの進行度や年齢などが考慮されておらず、治療の優劣を示すものではないとコメントされています。
 
※5年相対生存率
 がん医療の分野で、治療効果を判定する重要な指標の一つ。  
 がんと診断された患者が5年後に生存している確率(実測生存率)を、一般の
 日本人全体が5年後に生存している確率で割って算出する。実測生存率から、
 がん以外の他の病気や事故によって死ぬ割合を取り除いているため、治療でど
 のくらい生命を救えるかの目安になる。数値が大きければ治療で生命を救える
 可能性の高いがん、小さければ生命を救うのが難しいがんだと言える。

おもな癌の10年生存率

2017-01-21 15:00:00 | 癌に関する情報

昨日「国立がん研究センター」から癌の10年生存率が初めて公表されました。

 
       Kapweb(生存率解析ソフト)10年生存率集計票
 
この10年相対生存率は、全がん協に加盟する16施設で1999年から2002年にかけて診断治療した3万5287症例が対象。データ精度を高めるために良性腫瘍や上皮内がんなどを除き、自施設診断自施設治療と他施設診断自施設治療を解析し、診断のみの症例を外した。今回の10年相対生存率は、データ提出施設が限られているため、施設別の生存率は公表していない。
と、コメントされています。
 
私の癌は5年生存率が40%~50%と、治療の際に担当医師から説明を受けた事があり、5年の間に再発や転移が診られなければ安心できると思っていました。
 
しかし、今回この発表から、癌の種類にも寄りますが10年は安心出来ず、その間定期的に検診を受ける事が重要と思いました。
 
あと10年は生きたいと切望していますので、次回の定期検診で担当の先生にお尋ねしようと考えています。

女性の胃がん死亡率 岐阜県

2016-01-31 11:00:00 | 癌に関する情報
岐阜県の女性の胃がん死亡率
 
 昨日の中日新聞の朝刊に気になる記事が掲載されていました。 
がん対策情報センターによりますと、岐阜県内の75歳未満の女性の胃がんによる死亡率は2013年、人口10万人当たり8.2人で、全国平均の5.7人を大きく上回り、秋田県に続き2番目に高かった、と記載されています。
 
胃がんの原因には、塩分の取り過ぎや喫煙、肥満等が関係しているようですが、岐阜県の女性の塩分摂取量の平均は2012年、都道府県別で高い方から26位。
喫煙率は2013年同じく20位で、BMI指数の平均では2012年、小さい方から3位と決して肥満度が高い方ではなさそう。
 
岐阜県では現時点で原因は不明としており、今後原因を探るために2013年から年1回医師や技師らによる胃がんをテーマにした会合を開催。
 
先日「国立がん研究センター」から10年生存率が発表されましたが、胃がんの生存率は高く、早期発見、早期治療を行えば死亡率は低くなりますので、がん検診の受診率向上や再検査の受診率を上げるのも一つの方法ですし「定期健康診断」で胃ピロリ菌検査を導入するのもどうかと思います。