『岐阜県の女性の胃がん死亡率』
昨日の中日新聞の朝刊に気になる記事が掲載されていました。
がん対策情報センターによりますと、岐阜県内の75歳未満の女性の胃がんによる死亡率は2013年、人口10万人当たり8.2人で、全国平均の5.7人を大きく上回り、秋田県に続き2番目に高かった、と記載されています。
胃がんの原因には、塩分の取り過ぎや喫煙、肥満等が関係しているようですが、岐阜県の女性の塩分摂取量の平均は2012年、都道府県別で高い方から26位。
喫煙率は2013年同じく20位で、BMI指数の平均では2012年、小さい方から3位と決して肥満度が高い方ではなさそう。
岐阜県では現時点で原因は不明としており、今後原因を探るために2013年から年1回医師や技師らによる胃がんをテーマにした会合を開催。
先日「国立がん研究センター」から10年生存率が発表されましたが、胃がんの生存率は高く、早期発見、早期治療を行えば死亡率は低くなりますので、がん検診の受診率向上や再検査の受診率を上げるのも一つの方法ですし「定期健康診断」で胃ピロリ菌検査を導入するのもどうかと思います。