「ひきこもり女子会」は、社会や家庭とつながりが持てなくなり、居場所がないと悩む女性たちを支援する集まりです。引きこもりの経験者がつくる一般財団法人が主催しています。
主婦や家事手伝いという隠れ蓑で「引きこもり」や支援の対象とは見られてこなかった人たち。3割は主婦だというから、他人事じゃないですね。「女子会」にしているのは、男性に苦手意識がある人が多いからだそうです。
こういうの見てると、まあ、外に出なくても別にいいじゃんという気もしますが、経済的に自立できないことが問題なんですよね。独身女性は特にですが、主婦も、どうも肩身が狭いし。
みんな「生きていていいと思えない」と言うそうです。賃金を稼げる仕事をしていないと、そういう風になるのは分かります。日本はとにかく「働いていない」人に厳しいからね。
精神科医の水島広子さんは、「まず女子会という安全な場所で、自分が人間として生きていていいんだと感じることが必要です」と説明します。女子会のルールは、相手の話を「否定しない、批判しない」ことだとか。
逆に「危険」な人というのは、例えばすぐアドバイスしてくる、すぐ話をまとめるような人。そういう人と関わると、否定されたと感じてまた傷ついてしまうと。
あー分かるな。愚痴を言うと説教してくる人は嫌だもん。こんな年齢になっても、むしろこの歳だからこそ「~すればいい」とか言われたくないなあと。言うだけは簡単だし、わかってるんだし。
水島医師は、「現状を肯定することでしか進歩はない」
好きな言葉として「今はこれでいい」
とおっしゃっていました。
これにすがったら、甘えなのかもしれないけど。
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