花日和 Hana-biyori

あけおめ

ものすごく遅ればせながら、あけましておめでとうございます。

下半期に少ししか読んでいないにも関わらず記録できていないので、
覚えているものをちょっと書き出してみようかな~記憶だけなので怪しいけど。

『はてしない物語』ミヒャエル・エンデ
『ゲゲゲの女房』
『ディア・ノーバディ』

あれーもう思い出せない。もうちょっと読んだような気もするのですが、良かった、印象に残ったのがこれだけでした^^;
あとは手芸の本と絵本ばかり。

『はてしない物語』は、ホントに面白くて久しぶりに入り込んで読みました。もっと早く読んでいれば良かったなー。「映画を見て読んだ気になってはいけない」っていうのを見て読んでみたのですが、まさにその通り。広大なファンタジー世界と現実との綾が巧みで決して「単なる夢冒険」ではない深い物語世界でした。

『ゲゲゲの女房』は朝ドラも見ていたので楽しく拝読。ほんとにつくづく水木しげるの人生って面白い。そしてこの奥さんも風に負けない、でも勝とうというのでもない柳のようなしなやかさが素敵です。
「はじまりがどうでも、夫婦が信頼関係を築いていけるかどうかが大事」という様なお言葉があり、深く身に沁みました。

『ディア・ノーバディ』18歳の女子高生が、進学を目前に妊娠してしまう話。女の子の手記と、父親にあたる男の子の回想からなり、女側だけの視点でないのが良かった。
やはり男と女では覚悟を決めたときの強さが違う。
男の子が純粋に彼女を愛していることが伝わってきて良かったのだけど、産まれるまで子供のことより彼女のことしか考えてないところ、女の子の「赤ん坊は受け入れられても彼の人生までは責任をもてない」というのがリアルだった。
この二人は別の形で母親の愛情に恵まれておらず、「母親探し」も同時進行のテーマになっていました。
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