0 or 100思考、
または白黒思考であると、
人生がとても味気ないものになります。
極端な思考をする人。
正解が1つしかないと思っていたり、
何事も極と極で判断してしまう人。
例えば恋愛で、
ちょっとした出来事があり
『私のことが嫌いなんだ!
じゃあもう別れる!!』
というような考え方+価値観だと、
誰と付き合っても同じ結果になります。
例えば仕事で、
少しのミスをしたら
『もうこの件は失敗だ…』
と思ってしまう人。
こんな考えだと、
ほんの少しの手違いで
取引先を信用しなくなることも。
または、すぐに『頑張るのは止めた!』
と考えがち。
あるいは、小さなことをきっかけに
鬱になってしまったり。
いずれも、幼い思考と感情を持っており
客観的に見ることや、相手の立場で考える
能力が欠けている。
でも、自分では気づかない。
気づけない。
指摘されると憤慨する。
なぜなら、思考が幼いから。
周りと足並みが揃わないので、
心の病気になりやすい。
体に表れる不調や、
心の痛みは本当なので
ご本人は確かに辛い。
そして、
『だから甘えさせてよ』
『周りが悪いんだから』
という結論に落ち着く。
生きる為に、他者や社会に甘える。
ひとつの生き方ですが、
忌み嫌われる生き方のひとつ。
決して誇れる生き方ではない。
厳しく言えば、社会のお荷物。
もっと言えば、
大概の社会人にとっての迷惑。
身内の財産や、
税金を使っての延命。
では、その人生で何を成せるのだろう。
自分の辛さが、自己に起因していると
まずは気づくこと。
その上で、誰かに対して
出来ることを考えて実行して行くこと。
0か100かで起きることを受け止めて、
白か黒かで他者や出来事を
ジャッジしていると、
結局は自分が損をしたり
悲しみを抱く結果になってしまう。
人の感情は、すごく曖昧。
優しさを常に発揮出来るわけではないし、
ひとつの理念に沿った行動を
必ずしも取るわけではなく。
他者に期待して、
『思い通りに動いてくれないから』と
すぐに関係を切るようなことを
繰り返していると、
最後は独りになってしまう。
独りが好きなスタイルなら、
それは幸せかもしれないけれど。
誰にも理解されず、
誰からも顧みられない人生を
望んでいる人は、ほとんどいないはず。