華コラム

スピリチュアル四方山話

運を上げる努力

2024-11-09 02:52:00 | 日記
:はじめに:

私は巫術(占術や祈祷)を行う店を
小さな庵(マンション内)で営んでいます。

神秘学、いわゆるスピリチュアルは
日本では忌み嫌われる傾向にあり、
新興宗教のようだと誤解されることが
あります。

このブログでは、単にヒントを
書いているだけなのですが
こうした話が苦手で不快な方々は、
どうか読まずにいらしてください。
話が伝わらない為、時間の無駄に
なってしまいます。


------ ------ ------ ------ ------ ------


開運というものは、
気遣いと努力とで可能です。

世界のシステムを嗅ぎ分けられる人は、
自分や身近な人々にとってマイナスとなる
事柄には近付きません。

例えば、明らかに犯罪の臭いがする人には
近寄りたくないはず。
トラブルメーカーとは、
関わり合いにならない。

他者からの悪念は、
こちらの運を落とします。
仕事で会う人や近所の人には
礼儀正しく。もちろん家族にも。

外出先でたまたま会った人々
(お店の店員さんなど)にも
礼節を大切に。

見知らぬ人であっても、失礼・無礼を
働けば恨まれます。
その人の記憶に残り、
その人が嫌な気分に陥る度に、
こちらの運が下がってしまいます。

こちらがしっかり対応しても、
勝手に恨まれている場合あり。
それは神様が正しく見ていてくださるので、
守られています。

挨拶をすること、お礼を言うこと、
間違えてしまったら謝罪をすること。
ちょっとした親切を、
当たり前に出来るようになること。

他人を羨まない、憎まない。
自分と比べない。
心を萎縮させない。
悪口や愚痴を言ったり、
意地の悪い行動はしない。

目の前に鏡があると想像して、
自分を常に客観視してください。
自分の表情が明るいか暗いか、
確認してください。
もし愚痴をこぼしてしまったら、
その時の自分は醜い表情をしています。

人が喜ぶことを探して、
率先して実行しましょう。
妖精になった気持ちで働きましょう。

思いやりを忘れずに、
優しい言葉を用いましょう。

意識せずに出来るようになると、
周囲には心地良く付き合える人々だけが
集まっています。

精神的にも経済的(物理的)にも、
常に満たされているようになります。





愛情不足から学び取る

2024-10-01 19:08:00 | 日記
子供の頃に、親からの愛情を
的確に得られなかった人は
その愛情が足りない程に
悲惨な大人になります。

恋愛依存。
性への依存。
お薬への依存。
ギャンブル依存。
摂食障害。
アルコール依存。
ホストやキャバ嬢への疑似恋愛。
パートナーへの暴力。
SNSでの暴言。
夢みがちな思考で、現実と向き合えない。

数え上げれば、キリがありません。
絶対的な愛情を貰った人と、
愛情が貰えずに我慢して来た人との
隔たりは埋まりません。

私には、ほとんどの人々が
愛情不足に見えます。
(自分を含めて)

愛情で自らを埋め尽くす方法は、ただ一つ。

自分が如何に傷付いて育ったかを
客観視すること。認めること。
冷静に分析すること。
そして、愛情をくれる人と
礼儀正しく関わって行くことです。

口で言うのは簡単ですが、
とても難しいことです。

まず、自分が
「愛されなかった」
「惨めな子供だった」ことを
認めるのは、恥ずかしい上に苦しみを
伴います。

認めることが出来たとしても、
悲劇の主人公めいた気分になって
周囲からは奇妙に思われてしまいます。

自尊心がないからこそ、
自尊心を生み出したいという試みです。
自己顕示欲のお化けになってしまう人は、
この状態です。

自分という人間を、
正しく分析するには
正直な意見を告げてくれる人の存在が
必要です。
友達や、信頼できるカウンセラーなど。

大人になってから愛情で満たしてくれる人
というのは、恋人や伴侶を指します。
しかし、子供時代に他者との距離の計り方を
学べていないので、様々な失敗をします。
愛情を過剰に求め過ぎたり、
束縛をして逃げられてしまったり。

恋愛の難しさ、
結婚生活の持続の難しさは
子供の頃の思いと引き合っています。

愛情不足にさせてしまう親は、
親自身も愛情不足。
根深い問題です。
愛情不足は連鎖します。

自分の生きかた、
人との向き合いかたで
連鎖を絶ち切ることが出来れば
幸福を日々、実感しやすくなります。

今、幸せではないと感じる人は
愛が足りないだけ。
愛で満ちた人は幸せです。
お金がなくても幸せです。

まずは正しく過不足のない自己愛から。
そして、他者への慈しみを持つことで
世界との関わりかたが変わって来ます。


言葉遣いと箸遣い

2024-09-10 14:32:00 | 日記
なぜ正しい言葉遣いを
しなければならないか。
こちらはイメージしやすいと思うのです。

言霊が宿るから。

汚い言葉を使っていると、
悪い霊を引き寄せて運が下がります。

また、品も無くなるため
自分自身の価値を下げます。

大したことがないと思われそうですが、
繰り返し積み重なると
魂が下層である人々が周りに集まり、
身動き出来ないような悪運に
彩られて(血塗られて)行きます。

身近で犯罪が起きたり、
事故に巻き込まれたり。
わかりやすく、財運も無くなります。

ビジネス上で、言葉が扱えないということは
無能の烙印を押されること。
教養が無く、努力もしない。
改善する気が無い人と見做されます。

同様に、まともな日本文が書けない人も
教養が無いと判断されます。
相手に対して、
わかりやすい文を書かないことは恥です。
伝える気がないのに、
わかって貰いたいという
他力本願で自分勝手な感覚が透けます。

善の言葉を使うこと。
他者を思い遣って文を作ること。
国語の授業の本質は、そこだと思います。


箸遣いに関しては、
特に現代の若い世代にとって
どうでも良いものでしょう。

「誰にも迷惑をかけていないから」
と思っている人は、とても多いです。

実際は違います。
格式高い料亭ではなくても、
ファミレスで隣の席の人が
変な箸の持ち方をしていたら
食欲が無くなるくらい、
気にする人もいます。

箸遣いはマナーです。
箸を正しく使えないことは
すれ違っても挨拶をしない人、
目上の人に敬語を使えない人と
同じくらいに見苦しいこと。

料理をしてくださったかたへの礼儀で、
丁寧に大切に頂くことでもあります。
食事で礼節を意識しない人は、
やはり普段から何事も適当にしています。

少しの練習で正しい箸遣いは可能なのに、
その労力を惜しむ人。
重要性が理解できない人。

自分で思っているよりも、
食事の仕方は見られています。

所作のみで育ちを判別される、
と言っても過言ではありません。

逆に言えば、どのような環境で育っても
言葉と所作だけを気をつけていれば
周囲からは好ましく映ります。

私は児童福祉施設で働いています。
子供達が損をしないように、
勉強や心のケアと共に
言葉遣い、話し方、正しい箸遣い、
筆記具の持ち方、物を大事に使うこと
などを教えています。

運が落ちないように。
品を落とさないように。

自分自身、まだまだ改善すべき点が
あります。
ふとした時に、悪い言葉が出てしまったり
することも。
テーブルの角に足をぶつけたりして。

持病のせいもありますが、
あまり姿勢が良くないので
バレエストレッチや太極拳教室に通ったり。

容姿だけを見たら美しくはないので、
背中をなるべく真っ直ぐ伸ばして
笑顔をいつも心がけています。






子育ては油断すると利子がつく

2024-09-04 17:25:00 | 日記
「子供は勝手に育つ」説があります。
それは事実です。
少なくとも不完全な大人には、なれます。

乳児期、幼児期さえ
ある程度気をつけていれば、
小学校入学後は放任しても
表向きは何とかなります。

私は小1から
親にネグレクトをされていましたが、
現在42才。生き延びました。
周囲の助けがあってこそですが。

自分が大人になり
結婚して母親になり
子育てをするようになり、気づいたこと。

子供に対して気を抜いた部分が、
後から子供の人格に影響力を及ぼす。
ある時期に楽をした分、
後々苦労することになる。

ちょっとお給料を前借りしたら、
だいぶ天引きされていた感じ。
または分割払いにしたら、実は
かなりの利子率だった感覚。

私には娘が1人います。
小さな頃から物分かりが良く、
ワガママを言わず。
赤ちゃん時代にもギャン泣きをせず、
危ないことも一切せず。
それはそれは楽でした。

子育てって楽チンかも!と
油断していたら、思春期で一変。
気難しい小さな大人のようになり、
理詰めで言い返して来ます。
とても頑固です。

そして、体が弱く入退院を繰り返していた
母親(私)のいない時期に我慢していた
愛情不足が噴出し、
辛辣な意見をしながらも
私にぴったりくっ付いて来ます。

愛情不足は、
過度な愛情欲求となり膨れ上がります。

娘の場合は
ちょっとした、愛情不足のはず。
けれども本人の性格とブレンドされて、
やがて異性関係にも特徴が現れます。

具体的に言うと
娘は彼氏を完璧にコントロールしています。
末恐ろしき12才です。

何だか夫の性格にも似ています。
そして私自身の親への愛情不足が、
子育てに影響しています。

「これくらい大したことないはず」
という意識が、娘には多大なる迷惑だった
ようにも思えます。
人によって、欲している愛情の量は
違うのだから。

根が深い問題だと捉え、
自分の心とも対話をして
子育てに向き合っています。

育児は、未熟な自分を
育てることでもあります。

娘には、愛情の不足分を
支払わねば。

娘の心が立て替えてくれていた分。
予想していたより、
規模の大きな利子付きで。

本来その時その時に注ぐべきだった愛情を、
これから返して行きます。






永遠を求めない

2024-09-01 11:40:00 | 日記
私は占術の仕事もしています。
恋愛や結婚についての鑑定をしていると、
永遠を求める人がとても多いのです。

〝永遠に愛されたい〟
〝永久に2人でいたい〟

泥々の男女関係や離婚を
1度でも経験すると、それがどれ程に
難しいことかわかるはずです。

人は変わります。
自分も変化します。

元々、育った環境が違う人と
カップリングしています。
価値観が似ているとしても、
全ての側面で微細に亘って同じなわけが
ありません。
カップルは、同一人物にはなれないから。

長い長いお付き合いの中で
譲り合い、思い遣りが必要になって来ます。譲歩がたくさん出来ないと、
幸せは長続きしません。

譲歩するということは、
我を曲げるということ。

と言っても、自分の色(個性)を
出さなければ相手は離れて行く。
一緒にいても、つまらないから。

人と人との関係は、とても難しいです。
友情関係ですら、一生涯仲良しで
いることは難しい。
ましてや異性。

根本的に脳の造りが違います。
性の構造も違います。

一方で、お年寄りになるまで
ずっとずっと連れ添って
天国にも同時期に召されて、
また転生して恋人になるカップルもいます。

こうした方々は、魂のレベルで
縁の深さが異なります。
神様から一緒にいなさいと
命じられている方々です。

一見、羨ましい仲かもしれませんが
自由が無く、選択の余地がありません。

誰かと永く共に在りたいと願うかたは、
それ相応の努力をしなければ。

自分の心を美しく保ち、
その人の為に尽くす。
率直に愛を表現して、
マイナスの感情は捨てること。

その人に選ばれ続ける自分を保つこと。
曲芸師のごとく。
至難の業を繰り返します。

永遠なんて、求めないほうが自然であって
楽なのです。


余談。
私の結婚生活は……
雑技団所属並みであります。
毎日が曲芸です。